マッツ・ウィーファー 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)が、フェイエノールト(オランダ1部)に所属するオランダ代表MFマッツ・ウィーファー(24)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 昨夏にクラブの複数タイトル獲得に寄与してきた元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが契約満了に伴いクラブを旅立ったバルセロナ。ジローナからスペイン人MFオリオール・ロメウを補強したものの、シャビ・エルナンデス監督の期待には応えられていない。

 そのなかで、守備的MFの獲得にプライオリティを置いているバルセロナはウィーファーを議題に載せているという。バルセロナはオランダ代表MFを2500万ユーロ(約40億5000万円)で獲得できると考えていることから、ほかにリストアップしている選手よりも安価なオプションになると考えているようだ。

 しかし、ウィーファーにはアトレティコ・マドリード(スペイン1部)も目を光らせているとのこと。ディエゴ・シメオネ監督は日本代表FW上田綺世も出場した今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のフェイエノールト戦でウィーファーに感銘を受けたようだ。

 トゥウェンテでプロキャリアをスタートさせたウィーファーは、エクセルシオールでのプレーを経て、2022年夏にフェイエノールトへ加入。高いボール奪取能力と高水準なパス精度を兼ね備えた守備的MFで今季はここまで公式戦25試合に出場して3ゴール3アシストを記録している。