町田ゼルビア 写真:Getty Images

 町田ゼルビアは今月16日開催の明治安田J2リーグ第4節で、北海道コンサドーレ札幌と対戦。札幌ドーム天然芝のピッチコンディションが良くない中、町田のラフプレーやファウルが議論の対象に。MF荒野拓馬(札幌)に対するFWオ・セフン(町田)のファウルも物議を醸している。

 黒田剛監督率いる町田は、J1開幕節でガンバ大阪相手に1-1と引き分けたが、第2節の名古屋グランパス戦から連勝。特に第3節の鹿島アントラーズ戦では、前半からプレー強度の高さで相手を圧倒。ファウルや時間稼ぎなどを巡って批判を浴びることが多かったが、ここに来て同クラブのプレースタイルを評価する声も挙がっている。

 そんな中、敵地で迎えた札幌戦では、前半からFWオ・セフンを起点としたターゲットとしたロングボールから攻め込み、シュート5本を放ったが、0-0で前半を終了。一方で、ファウル数が前半だけで「11」に。イエローカードこそ貰っていないものの、試合展開次第では警告や一発退場の可能性も考えられる。

 この町田のファウルの多さは、ネット上で話題に。X(旧ツイッター)で「町田ファウル多すぎ」「汚いサッカーするな」「相手に怪我させるのだけやめてほしい」といった否定的な声が挙がっているほか、「必要のないファウルはもったいない」という意見も。一方で「今日の主審は、ちゃんとファウル取ってくれるから良い」と、荒木友輔主審を評価するファン・サポーターもいる。

 さらに後半キックオフ直後の46分には、ピッチ中央付近で荒野がヘディングをしようとした際、背後からオ・セフンが荒野にタックル。両選手がピッチに倒れ込む中、荒木主審はオ・セフンにイエローカードを提示。荒野はしばらくした後に立ち上がり、プレーを再開しているが、ネット上では「危ないプレー」「荒野の怪我が心配」といった声が挙がっている。