マンチェスター・シティ(イングランド1部)が、ウェストハム・ユナイテッド(同1部)に所属するブラジル代表MFルーカス・パケタ(26)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
昨夏にもジョゼップ・グアルディオラ監督が補強を熱望したことからパケタ獲得に動いたシティ。一時はクラブ間合意に達したとも報じられていたが、同選手がイングランドサッカー協会(FA)から賭博違反容疑の捜査対象となったことで破談に終わっていた。
最終的にポルトガル代表MFマテウス・ヌネスをウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)から補強したシティだが、依然としてパケタの獲得に興味を持っている模様。シティは今季もここまでプレミアリーグ24試合で6ゴール4アシストを記録しているポルトガル代表MFベルナルド・シウバの長期的な後継者だと考えているようだ。
ただ、ブラジル代表MFには8600万ポンド(約163億1000万円)の契約解除金が存在しているとのこと。なお、FAはまだパケタの賭博違反容疑に関する判決を下していないものの、携帯電話やパソコンなどの証拠を全て捜査のために提出しているようで、捜査終了に近づいているとみられている。
ブラジル人らしい卓越したボールコントロールを武器とするパケタはミランやオリンピック・リヨンでのプレーを経て、2022年夏にウェストハムに加入。昨季はクラブのカンファレンスリーグ優勝に貢献すると、今季はここまで公式戦32試合で7ゴール6アシストの数字を残している。