エルメディン・デミロビッチ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、アウクスブルク(同1部)に所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエルメディン・デミロビッチ(25)の獲得に興味を持っているようだ。

 ライプツィヒ下部組織出身のデミロビッチは2017年夏にアラベスに加わると、ソショーやアルメリア、ザンクト・ガレンへのレンタル移籍を経験。フライブルクでのプレーを経て、2022年夏にアウクスブルクに加わると、高い決定力やポストプレーの巧みさを武器に今季はここまでブンデスリーガ25試合に出場して14ゴール8アシストを記録している。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、素晴らしい活躍を披露しているデミロビッチは今夏にステップアップする予定だという。アウクスブルクは同選手に2000万ユーロ(約32億2000万円)のプライスタグを設定しているようだ。

 そのなかで、バイエルンを含めてた複数のトップクラブが関心を示しており、契約の詳細や支払い方法について通知されている模様。ただ、現時点で具体的な動きは何もないようだ。

 なお、アウクスブルクのスポーツディレクターは「基本的に売れない選手はない。彼とは2026年年まで契約を結んでいるから我々はリラックスしている。最近のゴールを記録したあとに本人が語ったように、彼はここでとてもリラックスしている」とコメントしており、今夏の移籍を否定しなかったようだ。