アーセナル(イングランド1部)が、ラス・パルマス(スペイン1部)に所属するスペイン人GKアルバロ・バジェス(26)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。
レアル・ベティス下部組織出身のバジェスは、2019年にカディスへ加入。高いシュートストップ技術を武器に今季はここまでラ・リーガ28試合でゴールマウスを守り、7回のクリーンシートを達成するなど、リーグで3番目に少ない堅守を誇っている。
そんなバジェスだが、ラス・パスマスとの現行契約は2025年夏まで。クラブの会長を務めるミゲル・ラミレス氏は「選手は明確だ。スポーツキャリアで進化し続けることを望んでおり、それを与えられるのはラス・パルマスではない。それは彼が望んでいる進化。彼はプロとして仕事をしており、我々は契約延長を試みたが、失敗に終わった」と、延長交渉が破談に終わったことを明かしている。
そのなかで、今季から控えに降格したイングランド代表GKアーロン・ラムズデールに退団の可能性が浮上しているアーセナルがバジェスに目を光らせている模様。ただ、スペイン人GKには下部組織時代にプレーしたレアル・ベティス(スペイン1部)や、アストン・ビラ(イングランド1部)も視線を注いでいるようだ。
なお、ラミレス会長は「12月に我々は彼を売却することも出来たので。イングランドのチームから2000万ユーロのオファーを受けたが、私はそれを受け入れなかった。我々はチームを解体したくない」とクラブ名は明かしていないものの、プレミアクラブからオファーがあったことを明かしている。