みなさんは、2月にアジングでアジを釣ったことがあるだろうか?私は、記憶では、これまでなかった。それが今年は釣れた。人に情報を聞いて泉北方面まで出かけ、苦労しながらだが3尾キャッチ。なかなかパターン化とはいかないだろうが、こういうこともあるらしい。

●大阪府のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

水温11度の厳寒期に陸っぱりアジング成立【大阪】足元のボトムでヒット

メバルの釣果情報

気温は暖かいが、しとしとと降り続ける雨の日々。1日半ほど晴れた時間があって、友人にアジが釣れているポイントがあると聞いた。車を出してやるので、ついてこい、とのこと。サビキでたまたま釣れているだけじゃないのかと私は疑っていたが、メバリングをしていても釣れたというので、へえ、と思う。

個人的に今年は厳冬期の釣行を控えている。その理由はボウズを2024年の1年間したくないからなのだが、情報があるなら信じてもいいか、と思った。しかし、水温は11℃ちょいだ。水風呂とほとんど同じである。大丈夫かな?

足元打ちでアタリがちょこちょこ

到着した釣り場は、地面に夜露が下り、まだ降り続いた雨も微妙に乾いていない状態で、おいおい大丈夫かと嘆く思いだ。私にとっては初場所なので、まずは探りから入る。タックルは5.7ftのアジングロッドに、1000番リールにエステルライン0.25号と、ベーシックな設定だ。足場は3mと高くも低くもないのだが、あとから魚がボトムに張り付いていると知り、6ftのロッドを持ってくるべきだったと少し後悔する。

サーチベイトとして、0.8gのジグヘッドに2inchのワームを装着して投入。どこに投げても表層、中層とカウントダウンして、まーったく魚が触らない時間を30分過ごす。

水温11度の厳寒期に陸っぱりアジング成立【大阪】足元のボトムでヒットちっこいカサゴ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

前に投げたリグが足元ギリギリまで戻ってきたところで、ふと、ピピピと当たった。アタッたぞと教えると、同じやり方で友人はカサゴを釣る。なるほど、ふわ釣りで足元バイトだ。

ボトムでアジがヒット

そのあと、少し沖に投げたリグを足元までしんねりと漂わせてきて、バイトが出るか出ないかという神経戦が続く。ロストは嫌だが、もう少し重くして底ベタにした方がいいかなと思い、1.3gのジグヘッドにチェンジ。40カウントほどで底を取って、じーっとボトム上をレンジキープしていると、足元でバイトした。

水温11度の厳寒期に陸っぱりアジング成立【大阪】足元のボトムでヒット深いレンジから豆アジ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

よっしゃ、アジ。2月のアジ、はじめてかも。サイズは15cmちょいの豆で、こいつは釣りにくいはずだと思ったが、専用ヘッドを持ってきていたのが幸いした。

昨年12月の豆アジの大群に遭遇してから、豆アジ専用ヘッドとワームがどれだけ重要か、痛感した。大阪湾沿岸のアジは、どうやら他の地域と比べて大きくならないのか、豆アジリグの方が釣りやすいのかもしれない。