「夢を覚えている?」。覚えている人も、覚えていない人も夢を見ている。人にとって眠りとは、記憶の定着や情報の整理、脳と体を休め回復する、とても大切な時間だ。そして、夢には深い関わりがある。そんな夢から近未来が予測できるとしたら、メッセージを受けとって生活に生かしたいと思うのではないだろうか。そこで、夢に隠されたメッセージを解説。占いと夢の世界をのぞいてみよう。

夢から近未来を予測できる? 占いの世界をのぞいてみよう!
どんな夢をみた? 夢からメッセージを受けとろう(画像=『BCN+R』より 引用)

夢占いとは? 夢のメカニズムや影響

 夢とは、いまだ未知の分野である。なぜ夢をみるのか。現代社会は情報にあふれていて、日常の出来事や会話、テレビやインターネットなどから多くの情報を得ながら生活している。脳に集められた情報を整理するために夢をみるといわれており、心理学者・フロイトの著書「夢判断」では心の無意識、潜在意識をあらわすものとされている。脳内にたまった記憶が夢を映像化させているのだ。夢占いとは、そんな夢の中に出てきたシンボルを解釈するものである。

夢の種類と近未来予測

 夢には種類があり、その中でも「正夢(まさゆめ)」は聞いたことがある人も多いのではないだろうか。正夢とは、夢にみたことが現実に起こることだ。似たような夢で、行ったことがない場所が出てきて将来現実になることを「予知夢(よちむ)」という。逆に、「逆夢(さかゆめ)」とは夢の中でみた出来事の反対が現実で起こることだ。

 上記のように、夢で近未来を予測することがあるとされている。夢はシンボル一つでは判断できないほど奥深いもので、夢を見た時の感情も大きく影響する。基本的に良い気分の夢が幸運の暗示、悪夢などがストレスや不運の可能性をあらわすとされていて、見た夢の内容によって注意することが必要である。