仕事を効率的に進めるうえで、どのようにタスクを管理して、こなしていくかはとても大切なこと。あなたはどのように管理していますか?

手帳やふせんなどを活用してるという人がいれば、カレンダーやなどのアプリを使ってデジタルに管理しているという人もいるかもしれません。

プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」を運営する株式会社ヌーラボは、「タスク管理の現状や課題」に関する調査を実施。

この調査は従業員数1,000人以下の企業・団体に勤める経営者・役員・会社員を対象に行われています。

タスク管理専用ツールの活用は1割程度

複数回答可として、実際にどのようにタスクを管理しているかをたずねると、9,342の回答が集まり「メールやカレンダー機能」が31.2%で最多の結果に。続いて、「手書きのメモや手帳、ノート」が30.6%、「Excelやスプレッドシート」が25.2%でした。



「タスク管理専用ツール」は11.7%と少なく、導入が容易な昔ながらのタスク管理を行っていることが見受けられます。

タスク管理専用ツールを利用していない人に、使わない理由をたずねたところ、約50%が「現状の管理で十分と感じている」、約20%が「社内に浸透しない可能性がある」と回答しています。

20~30代は現状の管理に不満?

年齢・世代ごとに回答をわけていくと、若い世代から管理方法をめぐる要望が生まれていることが示唆されています。

「現状のタスク管理で十分」と感じていると答えた人を年代別に分類すると、30代以降は世代が上がるごとに上昇していきます。

タスク管理専用ツールの導入を希望する年代は、20代と30代が高く、いずれも5割前後という結果になりました。

反対に、50代では15.5%、60代は16%と、8割超の人はタスク管理専用ツールの導入を検討していないようです。

調査概要

調査対象:1,000人以下の従業員規模の企業・団体に勤める経営者・役員・会社員、かつタスク管理ツール以外の方法でタスク管理をしている20~69歳の男女

有効回答数:事前調査10,000サンプル、本調査1,030サンプル

調査期間:2023年10月6日(金)〜10日(火)

調査方法:インターネット調査

調査主体:株式会社ヌーラボ調べ

よりくわしいレポートはこちらから

<参照>

【調査】タスク管理ツールの導入希望は若年層の方が高め!ヌーラボ、タスク管理に関する調査を実施