北海道札幌市の「定山渓温泉 ホテル鹿の湯」では、一部客室を改装。サウナー向けコンセプトルームなど新たな3タイプの客室の販売を、サウナの日である3月7日(木)より開始している。
サウナ後の余韻により浸ることができる「ととのいルーム」など、和のくつろぎと快適さが融合した新たな客室が登場した。
サウナー向け客室のほか、3タイプの洋室をリニューアル
「定山渓温泉 ホテル鹿の湯」を代表する温泉とサウナをより深く味わう「現代の湯治場」を目指してつくられたのが、サウナー向けコンセプトルームをはじめ、3つの趣き異なる洋室だ。
中でもサウナー向けコンセプトルームは、老舗宿に息づく伝統的な和の設えを残しつつ、現代のニーズに合わせ快適性を向上させている。
「幸せな微睡(まどろみ)時間」をテーマに掲げ、心地良いベッドやソファはもちろん、香りの演出や館内着にも使えるポンチョなどが付き、サウナの余韻により浸ることができる宿泊プランも用意する。
サウナー向けに特化したデラックス和ツイン「ととのいルーム」
「ととのいルーム」は、シモンズ社製のベッドを採用しており、包み込まれるような感覚のポケットコイルが快適な睡眠をサポートする。
さらに立体網状構造のマットレスを使用した、モーブル社製のソファも完備。このソファは、別名“ごろ寝ソファ”ともいわれ、その快適さはもちろん簡単にベッドになる構造という特長も持つ。サウナ後のまどろみ時間に活用したい。
ととのいの余韻に浸る「サウナー向け 現代の湯治プラン」
「サウナー向け 現代の湯治プラン」は、温泉浴とサウナ浴で得られた「ととのい」の余韻により長く、より深く浸るためのプラン。同館の滞在を五感で愉しむ、3つの特典を用意してゲストを迎える。
1つ目の特典は、木のプロフェッショナル「MOKULABO(もくラボ)」が手掛ける、国内の天然木から採取した100%ピュアエッセンシャルオイル。北海道トドマツや木曽ヒノキなど好みの香りが客室に広がり、森林浴をしているかのような深い癒しを得ることができる。
2つ目は、アウトドアのパイオニア・SaunaCamp社の心地良い肌触り&乾きやすさを両立したサウナポンチョ。サウナハットを片手に、大浴場へ出かけることはもちろん、部屋着としても利用できる。
そして3つ目が、公式サイズの卓球台が設置された卓球ラウンジ「鹿のSALON」での寛ぎ。入浴後には、サウナー御用達ドリンクで水分&ミネラル補給ができる。自由に読めるサウナにまつわる書籍や雑誌を用意するほか、北海道発のサウナグッズも販売も行う。もちろん卓球も、温泉宿ならではの特別な体験だ。
「サウナー向け 現代の湯治プラン」は、デラックス和ツイン利用、夕朝食ともにレストランでのビュッフェ付きで、料金は、平日1室2名利用 1名14,000円~(税込・入湯税別)となる。
また、同館では、サウナー向けコンセプトルームのほか、和ツイン・ツインもリニューアル。新客室のオープンを記念して、3月~4月限定の宿泊プランを用意しているので、公式サイトをチェックしてみよう。
札幌市郊外の名湯・定山渓の開湯当時から湧き出る名湯と、北の温泉文化を伝承する老舗旅館。温泉街を見渡せるロケーションの中、思い思いの癒しのひと時を過ごしたい。
定山渓温泉 ホテル鹿の湯
所在地:北海道札幌市南区定山渓温泉西3-32
(高野晃彰)