「パラダイムシフト」とは

ビジネス用語「パラダイム」やそれを用いた「パラダイムシフト」とはどんな意味の言葉?
(画像=『FUNDO』より引用)

「パラダイム」は単体よりも「パラダイムシフト」などの言葉で目にすることが多いのではないでしょうか?

ここからはビジネス用語として使用されることも少なくない「パラダイムシフト」についてまとめます。

「パラダイムシフト」の意味

「パラダイムシフト」とは「パラダイム」がシフトすることを意味する言葉です。

つまり、その時代における規範となる考え方が大きく変化することを言う表現となります。

時代によって物事の見方や捉え方というのは着々と変わります。
その時代には模範だった思想や価値観も時代によって変わらざるを得なくなる時期が来るのです。

そうした中で「パラダイム」が次の時代に移行していくことを「パラダイムシフト」と呼びます。

「パラダイムシフト」はなぜ発生する?

「パラダイムシフト」はいつの時代もどの時代も発生します。
では、なぜ「パラダイムシフト」が発生してしまうのでしょうか。

その背景には産業構造や技術革新、人々の価値観の変化などがあるのではないかと考えられています。

実際に特定の時代では常識や当然と考えられていたものが新時代ではまったく通用しなくなってしまうこともあります。

例えば、現代に最も影響を与えた代表的な「パラダイムシフト」にインターネットの誕生があります。

このインターネットの登場により人々の生活は一変しました。
情報が即座に手に入るようになりブログやSNSで逆に情報発信できるようになり……今ではネットのない時代は考えられません。

これにより産業構造や技術革新がさらに変化し、人々の価値観も変化したのは間違いありません。
これこそがまさに「パラダイムシフト」と言えるでしょう。

ただ、この一大「パラダイムシフト」も今後はさらに何かをきっかけにして発生する可能性は十分にあります。
そもそも時代というのはそういった「パラダイムシフト」を経て進化してきたと言えます。

過去の例で言えば産業革命などがそれに該当します。
現代ではパソコンやスマホの登場が「パラダイムシフト」を引き起こしたと言っても過言ではありません。
今後はAIによって働き方だけでなく生き方そのものが変わってしまうこともあるかもしれません。

このように「パラダイムシフト」は無数の要因が絡まって発生する場合もあれば1つの商品やサービスで発生することもあります。
だからこそ、今後の「パラダイムシフト」にも注目です。