3月14日、FIFAワールドカップ(W杯)2026アジア2次予選の北朝鮮代表戦(21日=国立競技場、26日=平壌)に向けたメンバーが発表された。フランス1部のスタッドランス所属MF伊東純也(31)は招集外。これを受けSNSでは様々な声が挙がっている。
同選手は1月31日に週刊誌『週刊新潮』のニュースサイト『デイリー新潮』によって、2023年6月21日に大阪府内のホテルで女性2名に対して性加害を行ったと報道されていた。この問題で伊東は、1月から2月にかけて行われたAFCアジアカップカタール2023の代表メンバーからの離脱を余儀なくされていた。
伊東の選外に関してX上では「何で呼ばれなかったのか」といった疑問の声や「メンバー外はスポンサーの顔色を見ての判断だろう」「日本サッカー協会(JFA)には失望した」などの声が挙がっているが、その多くは招集外としたことに対する協会への批判的な意見だ。
なお、代表メンバー発表時はライブ配信を行うのが通常だが今回は行われていない。これに関しても「伊東の招集外で炎上することを防ぐためだろう」といった憶測が飛び交っている。
発表されたメンバーにはFC東京に所属するDF長友佑都(37)も名を連ねており、2022年のカタールW杯以来2年ぶりに代表復帰を果たした。また、エールディビジ(オランダ1部)のNECナインメヘンに所属するFW小川航基(26)も2019年12月以来の招集となっている。
主力である快速MFを欠く中、サムライブルーはどのような戦いを見せるのだろうか。