守田英正 写真:Getty Images

 ポルトガル1部スポルティングCP所属MF守田英正が、今月14日の北中米W杯アジア2次予選・北朝鮮戦の日本代表メンバー発表を前に、問題を抱えている模様。同選手はAFCアジアカップ準々決勝イラン戦後、森保一監督に戦術面の改善を図るよう訴えたことで注目を集めていた。

 スポルティングや日本代表の中盤を支えている守田。イラン戦後のインタビューで、戦術面におけるチーム全体の約束事を定めるよう森保監督に求めると、ネット上では「森保監督は個人戦術に依存しすぎ」などと、日本代表監督に対する厳しい声が噴出。

 本人は先月16日夜にX(旧ツイッター)で「半ば諦めてる人もいるように見えるしそう感じる時がある」とイラン戦の雰囲気を明かした上で、「僕は違う、言い辛いことも発言するしその責任も同じように持ってる。だから全くあの発言に後悔はない。今よりもっと成長したい、良くしたいと思うだけ。本当全部勝ちたいです。とにかく、、日本サッカーはここからでしょう」と、発言の真意を綴っていた。

 北朝鮮戦に向けての代表メンバー入りが期待されている守田だが、ポルトガル紙『ア・ボーラ』が13日に伝えたところによると、同選手は15日開催のUEFAヨーロッパリーグ・アタランタ戦を欠場するとのこと。今週のトレーニング中に頭部を強打したほか、13日に遠征でリスボンのウンベルト・デルガード空港へ向かう際、チームバスの車内で発熱。体調不良により、クラブ施設へ引き返したという。

 MF遠藤航(リバプール)とともに中盤を支えている守田。脳震とうの可能性もあるだけに、体調不良による代表戦への影響が心配される。