レオ・セアラ 写真:Getty Images

 セレッソ大阪所属のブラジル人FWレオ・セアラは、今月16日に明治安田J1リーグ第4節サガン鳥栖戦を控えているが、ここに来て母国復帰の可能性が報じられている。

 2016シーズンにFC琉球でプレーしていたレオ・セアラは、2021年から2シーズンにわたり横浜F・マリノスに在籍。2022シーズンのJ1のタイトルを獲得したが、スタメンでの出場機会を求めてC大阪へ移籍した。

 そのC大阪では、加入1年目から主力選手として躍動。今季も開幕から全3試合でプレーしており、2ゴールをマーク。今月9日開催の第3節東京ヴェルディ戦では、後半アディショナルタイムにPKから決勝ゴールを挙げた。

 今後さらなる活躍が期待されるレオ・セアラだが、ブラジルメディア『Bara Bahea』は13日に「彼は今年、ブラジルサッカーに復帰する可能性がある。フォルタレーザECなど複数クラブが、彼に関心を寄せている」とリポート。ECバイーアからのオファーもあわせて伝えているが、ブラジルの移籍期間は今月7日に終了したばかりだ。

 バイーアは横浜F・マリノスと同じく、シティ・フットボール・グループの傘下。2023シーズンのブラジル1部リーグでは残留争いに巻き込まれたものの、2部自動降格圏の17位サントスから勝ち点1差の16位とかろうじて残留している。

 そのバイーアの補強については、ブラジルメディア『Portal Da Torcida』が今年1月20日に「エヴェラウド(元鹿島アントラーズ所属)の競争相手が必要だ。川崎フロンターレを退団したレアンドロ・ダミアンの獲得を検討している」と報じていたが、ダミアンはブラジル2部コリチーバへ加入している。