「おんせん県おおいた」を代表する温泉地、大分県別府市でクラフトビールを醸造する「BEPPU BREWERY(別府ブルワリー)」。

2月24日(土)から25日(日)にかけて横浜で開催された「Japan Great Beer Awards (ジャパン・グレートビア・アワーズ) 2024」にて、レギュラービールである「Kabosu Saison」が金賞を受賞した。

さらに、ほかのレギュラービールなどと合わせて合計6個のメダルを獲得し、全体として高い評価を受けた。

別府温泉初のクラフトビール醸造所「別府ブルワリー」

豊富な源泉数と湧水量から“日本一の温泉地”と呼ばれる別府温泉。また、大分県は「一村一品」と呼称されるほど多様な魅力にあふれる県だという。

別府温泉の中心地に位置し、同温泉初のクラフトビール醸造所である「別府ブルワリー」は、併設レストランとともに県内外の人から愛される。

コンセプトは“旅を潤す”。ブルワリーごとに多彩な個性を生み出せるクラフトビールの特性を活かし、大分・別府を表現する。

現在はレギュラービールとして「湯あがりクラフトビール」をコンセプトとした商品や、「別府観光」にインスパイアされた商品を中心に販売する。

今回受賞した「ジャパン・グレートビア・アワーズ」は、国内で醸造されたビール類に特化した審査会としては出品数、審査員数ともに日本最大級のアワードだ。

「Kabosu Saison」

ケグ部門金賞、ボトル部門銅賞を受賞した「Kabosu Saison」は、別府産かぼすを使用し、湯あがりにさらなる爽快感を足すサワーセゾン。フレッシュですっきりした酸味が特徴だ。

「Yukemuri Haze」

「Yukemuri Haze」はケグ部門銅賞、ボトル部門銀賞を受賞。湯あがりに合わせたライトなペールエールで、飲み飽きさせないフルーティーなホップアロマが次の一口を誘う。

「Yuagari Pils」

ボトル部門銅賞を受賞した「Yuagari Pils」は、その名のとおり誰もが湯あがりに飲みたいと思えるようなピルスナー。軽いながらも物足りなさを感じさせないボディーと苦みを特徴とする。

「Beppu Aged Beer Program: First Run」

「Beppu Aged Beer Program: First Run」はボトル部門銅賞。濃縮されたフレーバーを楽しむバーレーワインで、濃いカラメル、カカオやコーヒーのモルトアロマに、メロンなどのエステル香もあり、温度変化によるフレーバーの複雑な展開を楽しめる。ブルワリー併設レストランにて不定期にグラス販売のみを行う限定商品だ。