京都は、国内外から人気の高い屈指の観光地です。
そんな京都のランドマークが京都タワー。
京都駅を出てすぐの場所に建つ高さ131メートルのタワーには、展望台やレストランなどの見どころが満載です。
京都タワーサンドは、京都タワーB1F~2Fにある商業施設で、2017年に50年ぶりのリニューアルに伴ってオープンしました。
「集う・憩う」、「買う・探す」、「学ぶ・遊ぶ」と階ごとに分かれた3つのテーマで楽しめます。
周辺の観光・グルメスポットと合わせて京都タワーサンドを観光しましょう。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、臨時休業あるいは営業時間の変更等の措置を取っている店舗・施設がございます。
お出かけ前に、店舗・施設の公式HPやSNS等で最新情報のご確認をお願い致します。
【目次】京都の新名所「京都タワーサンド」の観光ガイド!グルメからお土産まで紹介
京都タワーサンドってどんなところ?
京都タワーサンドへのアクセス情報
京都タワーサンドの観光情報
京都タワーサンドの見どころを紹介
1. 集う・憩う!B1Fに広がる「フードホール」
2. 買う・探す!京都らしいアイテムをショッピング「マーケット」
3. 学ぶ・遊ぶ!サンプル食品作りができるワクワク体験「ワークショップ」
4. ランドマークから見る京都の街!「京都タワー展望台」
京都タワーサンド周辺の観光スポット
1. 四季の季節を楽しむ池泉回遊式庭園「渉成園(しょうせいえん)」
2. 浄土真宗本願寺派の総本山!「西本願寺」
3. 川辺の生き物が充実!オオサンショウウオにも出会える「京都水族館」
京都タワーサンドってどんなところ?
京都タワーサンドは、JR京都駅の目の前にそびえ立つ京都タワー内にある商業施設です。
京都タワーの開業以来、最大の改装とも言われる50年ぶりのリニューアルを経て、2017年4月にオープンしました。
「街・駅に続く、3つめの選択肢へ。これまでにない、これからの京都。」をコンセプトとした観光スポットは見どころ満載です。
施設名の由来は、京都駅と街、市民と観光客を結び付ける「参道」をイメージしたものです。
あえて地元の人気店を集めた施設内には、観光客から地元の方まで幅広い層が訪れています。
京都タワーの地下1F~2Fにまたがる京都タワーサンドでは、フロアごとに異なるコンセプトを楽しめます。
地下1Fは「京都らしい逸品が集まるマーケット」がコンセプト。
京都の和菓子からコスメまで、様々なお店でショッピングが楽しめます。
「体験で思い出になるワークショップ」がコンセプトの2Fには、寿司づくり体験や食品サンプル作りができるお店など、ワークショップができるお店が並びます。
観光の中心となる京都駅からも近く、「街と駅」、「観光客と生活者」を結ぶ拠点になる施設が京都タワーサンドです。
京都タワーサンドへのアクセス情報
京都タワーサンドは、JR京都駅の目の前にある商業施設です。
他県から京都駅へのアクセスは伊丹空港、もしくはバスや新幹線を利用しましょう。
基本的に新幹線を利用する方が多いですが、早くから予定を立てられる方は、飛行機の早割切符を利用した方がお得です。
バスを利用する場合は、夜行バスを利用すると料金を比較的抑えられます。
JR京都駅からは徒歩3分程で京都タワーサンドに到着です。
京都駅からのアクセス
- JR「京都」駅、新幹線中央口から徒歩4分、中央口から徒歩3分
- 京都市営地下鉄「京都」駅、北改札口から徒歩2分
- 近鉄「京都」駅、近鉄口から徒歩8分
駐車場・駐輪場利用について
京都タワーは駐車場、駐輪場を備えていない施設です。
もし自家用車や自転車、バイクで向かう場合は、周辺の有料駐車場、駐輪場を使いましょう。
京都駅周辺は交通量が多く、駐車場もいっぱいとなる場合があるため、アクセスの際は公共交通機関が便利です。
京都タワーサンドの観光情報
住所 : 京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721番地の1
電話番号 : 075-361-3215
定休日 : 年中無休(店舗により異なる)
営業時間 : 【1F・2F】9:00~21:00 【B1F】11:00~23:00
料金 : 無料(ワークショップなど除く)
京都タワーサンドは、基本的に入場無料の商業施設です。
観光客はもちろん、地元の方も訪れる施設内は、平日・休日を問わず活気に溢れています。
地下1Fには飲食店街があり、京都駅周辺でお店に困ったときにも重宝します。
なお、和菓子体験教室や寿司セミナーといった、一部のワークショップは有料となっています。
ワークショップに参加する際は、それぞれのHPにアクセスして事前に予約をしておきましょう。
京都タワーサンドの見どころを紹介
フロアごとに異なるコンセプトを楽しめる京都タワーサンドの見どころを紹介します。
京都らしさを感じられるショップ、グルメ、ワークショップを巡り京都観光を楽しみましょう。
1. 集う・憩う!B1Fに広がる「フードホール」
京都タワーサンドのB1Fは、集う・憩うがテーマのフードホールとなっています。
フードホール内の席は、フードコートと同様でほとんどの席がフリーです。
お店で注文をしたらベルを貰い、鳴ったら自分の商品を取りに行きましょう。
「京都を味わう食べ歩きが楽しいフードホール」がコンセプトのB1Fには、「キョウトタワーサンドバル」や京都のラーメン店など、地元のお店がたくさん並びます。
席は回転率も速く、混雑するお昼やディナータイムも、比較的待たずに料理をいただけます。
フードホール内には、細やかな内装が施されているのが魅力です。
壁を見ると京都市内の地図と共に、酒蔵のある場所が描かれています。
期間限定の展示スペースもあり、筆者が足を運んだ際は写真撮影ができるフォトスポットとなっていました。
フードコート内にある「京都千丸 しゃかりき murasaki」は、つけそばで一世を風靡した「京都千丸 しゃかりき」系列のお店です。
有名店の一杯を気軽にフード―ホールでいただけます。
カウンター席も完備したお店には、サクッとランチやディナーを済ませたい方から、飲み会のシメとして利用する方の姿も見受けられます。
お店定番ラーメンの「座」780円(税込)は、魚介と鶏のスープが味わい深い醤油ラーメンです。
程よい塩味と醤油の芳醇な香りが、一口ごとにフワッと広がります。
ジューシーさと柔らかい食感が両立されたチャーシュー、香り高い三つ葉と具材たっぷりな一杯をいただきましょう。
老舗酒造が立ち並ぶ、京都の伏見に本店を構えるのが「鳥せい」です。
伏見の老舗酒造から直送される蔵出しの「原酒」をはじめとするお酒が揃います。
昼は鶏肉を使った丼ぶりや定食、夜は焼き鳥を中心とした居酒屋メニューをいただきましょう。
14時まで限定の「とりめし御膳」850円(税込)は、揚げたてのサクサクから揚げに焼き鳥丼まで付いてくる、創業時から人気の一品です。
大ぶりの唐揚げ肉加え、丼ぶり、小鉢、サラダ、味噌汁まで付いてるセットはボリューム感があります。
2. 買う・探す!京都らしいアイテムをショッピング「マーケット」
京都タワーサンド1Fは、「京都らしい逸品が集まるマーケット」をテーマとしたエリアです。
八つ橋やお漬物などの定番品に加え、京都野菜をふんだんに使ったサンドウィッチ、京都のコスメ洋品店などがズラッと31店舗並びます。
観光の帰りに立ち寄れば、お土産にピッタリな品に出会えるはずです。
京都タワーサンド1Fには、グルメから化粧品まで、バラエティに富んだお店が並んでいます。
化粧品を販売している「京都しゃぼんや」では、京都の老舗茶屋「祇園辻利」とコラボしたリップクリームが販売中です。
京都でしか購入できない商品が、ワンフロアに並んでいるマーケットエリア。
洋菓子店「京都北山マールブランシュ」では、京都限定の濃厚抹茶を使用したアイスキャンディーが販売されています。
マーケットエリアには、2017年にオープンした京都タワーサンドに合わせて、フレッシュなイメージのショップがたくさんあります。
「京あめ クロッシェ」は、創業140年を超える飴作りの老舗「今西製菓」がプロデュースしているブランドです。
職人の技術が詰まった老舗の飴に、ヨーロッパ発の発色技術が応用されている飴が購入できます。
絵画や服飾、工芸品をモチーフに作られた飴は、味はもちろんのこと見た目も楽しめるのが魅力です。
京都らしい抹茶やニッキといった味付けに加え、フランボワーズやイチゴのシャンパンなど、斬新な味付けの商品も販売されています。
持ち運びも便利な飴は、京都観光のお土産にも丁度良いでしょう。
3. 学ぶ・遊ぶ!サンプル食品作りができるワクワク体験「ワークショップ」
京都タワーサンドの3Fは、「体験で思い出になるワークショップ」がコンセプトになっています。
京都ならではの文化はもちろん、日頃体験できない食品サンプル作りといったユニークな体験ができるフロアです。
フロア内にあるお店でワークショップに参加する場合は、それぞれ事前に予約が必要となります。
中でも、飲食店で見かける食品サンプルを販売しているのが「でざいんぽけっと」です。
店頭に並んでいる本物と見間違えてしまうほどのサンプルは、見ているだけでも楽しめます。
お店の中にある撮影OKのフォトスポットを利用してユニークな写真を撮りましょう。
食品サンプル作成体験では、お弁当箱、パフェ、お寿司といったものを作ることができます。
ワークショップにかかる予算はおおよそ2,000円~3,000円です。
その他、京都ならではのワークショップが受けられるのが「七條甘春堂 和菓子体験教室」です。
お店で作る「上生菓子」は、季節に合わせたデザインや食材を使った和菓子。
和菓子を作る際に、より商品のように見えるひと手間や工夫を丁寧に教えてくれます。
なお、和菓子作りにかかる時間は90分前後となっています。
作った和菓子は、出来立てのものをその場で食べた後、余った分をお土産にできるそうです。
ワークショップフロアでここでしかできない貴重な体験をしましょう。
4. ランドマークから見る京都の街!「京都タワー展望台」
京都タワーサンドに立ち寄った際は、合わせて京都タワー内の観光をするのが良いでしょう。
京都タワーの施設内でも、観光客の多くが訪れる「京都タワー展望台」は、人気の観光スポットです。
チケットの購入は、京都タワーサンドの1F「マーケットエリア内」で可能となっています。
料金は大人770円、高校生620円、小・中学生520円、幼児(3歳以上)150円、障がい者350円です。
展望外へは、チケットを買った方のみが利用できる専用エレベーターで一気に上がります。
地上100mという高さにある展望台の窓から、京都の街を眺めましょう。
展望台に置かれている望遠鏡は無料で利用できます。
晴れた日には市内だけでなく、大阪方面まで肉眼でも見えるそうです。
京都の中心部にある高層ビル、遠くに見える山々など、京都らしい自然と文化が合わさった景色を鑑賞しましょう。
展望台からは、駅周辺にある西本願寺や東本願寺といった観光スポットも眺められます。
筆者が足を運んだ際は曇りでしたが、市内のスポットは十分に見えました。
京都タワーサンドは全て屋内施設のため、雨の日観光にもピッタリです。
京都タワーサンド周辺の観光スポット
京都タワーサンド周辺の観光スポットを紹介します。
京都駅からも近く、市内の中心部にあたる一帯は、寺社仏閣をはじめ沢山の観光スポットが集まるエリアです。
広大な敷地の日本庭園、荘厳な雰囲気のお寺に水族館まで、人気のスポットに立ち寄ってみましょう。
1. 四季の季節を楽しむ池泉回遊式庭園「渉成園(しょうせいえん)」
京都駅から徒歩8分、京都タワーサンドから徒歩6分程の場所にある渉成園は、広大な敷地の日本庭園です。
東本願寺の飛地境内地にあたる庭園は、詩人である書家でもあった石川丈山によって作庭されたと伝えられます。
庭園の中心部にある池を中心とした「池泉回遊式庭園」は、四季折々の景色が楽しめる景勝地です。
筆者が足を運んだ際は、梅雨の時期だったため、池一面に葉が浮かび、緑溢れる景色を楽しめました。
庭の中をぐるりと歩きながら、見る角度や場所によって異なる顔を見せてくれる回遊式庭園を散策してみましょう。
渉成園の観光情報
住所 : 京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
アクセス : JR京都駅から徒歩10分
電話番号 : 075-371-9210
定休日 : 年中無休
営業時間 : 【3月から10月】9:00~17:00 【2月~11月】9:00~16:00
料金 : 大人500円、高校生以下250円
2. 浄土真宗本願寺派の総本山!「西本願寺」
京都駅から徒歩10分、親鸞聖人によって開かれた浄土真宗本願寺派の総本山と言われるお寺です。
広い境内の中には10を超える国宝があり、その他にも多数の重要文化財を抱えています。
貴重な建築物や宝物を見ながら、風情あふれる京都らしい景色を鑑賞できるのが西本願寺です。
境内の中でもひときわ大きな「御影堂」は、親鸞聖人の御影を祀っている国宝に指定された建築です。
御影堂の目の前には、天然記念物の大銀杏が植えられています。
天に根を広げるかのような枝の形から別名「逆さ銀杏」とも呼ばれる銀杏は、秋になると黄金色に染まった美しい姿に。
2019年時点で、西本願寺は境内施設の大規模な修復作業が行われてます。
飛雲閣や唐門といった国宝や重要文化財のいくつかは修復中です。
その中で境内のメインスポットの一つ御影堂は、内部まで観覧できます。
南北62m、東西48mに渡る大きなお堂の中には、親鸞聖人の御影や本願寺歴代門主の御影が安置されています。
御影堂から阿弥陀堂まで向かう途中、真っすぐに伸びる廊下は市街地のお寺とは思えない静けさや風情溢れる雰囲気です。
西本願寺の観光情報
住所 : 京都府京都市下京区堀川通花屋町下る門前町60
アクセス : JR京都駅から徒歩10分
電話番号 : 075-371-5181
定休日 : 年中無休
営業時間 : 【3月1日~10月31日】5:30~17:30 【1月1日~2月28日】 6:00~17:00
料金 : 無料
3. 川辺の生き物が充実!オオサンショウウオにも出会える「京都水族館」
JR京都駅から徒歩20分、市バス205・208系統、103・104・110系統「七条大宮・京都水族館前」下車から徒歩2分の水族館です。
2012年にオープンし、「水と共につながる、いのち」というコンセプトのもと、約250種類もの海洋生物が展示されています。
鴨川や桂川といった市内に川が流れる京都にちなみ、川辺の生き物の展示が充実しているのが特徴です。
日本初の100%人工海水を利用した内陸型水族館としても有名な京都水族館。
鴨川に生息する天然記念物のオオサンショウウオが目玉の展示です。
アザラシのいる「かいじゅうゾーン」や水族館の人気者チンアナゴに出会える「さんご礁の生きものゾーン」など、エリアごとに分かれた展示を楽しみましょう。
京都水族館の観光情報
住所:〒600-8835 京都府京都市下京区歓喜寺町35-1(梅小路公園内)
電話番号:075-354-3130
アクセス:市バス、205・208系統、103・104・110系統「七条大宮・京都水族館前」下車から徒歩3分、京都駅から徒歩20分
営業時間:10:00~18:00(時期によって変動あり)
休館日:なし(施設点検・気象状況で臨時休業の場合あり)
通常料金:大人2,050円 、大学・高校生1,550円 、小中学生1,000円 、幼児(3歳以上)600円
京都タワーサンドは、京都のランドマークとなっている京都タワー内にある商業施設です。
駅からも近く、屋内にある施設のため雨の日観光にもピッタリ。
京都らしいグルメ、お土産、ワークショップなど、楽しみ方が満載の京都タワーサンドで観光を楽しみましょう。
提供元・TABI CHANNEL
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