タメニー株式会社(以下、タメニー)は、20~49歳の未婚男女2,421人を対象に「結婚で重視したいこと」に関するアンケート調査を実施しました。同社は、婚活やカジュアルウェディング、ライフテック、地方創生などの領域でサービスを展開する企業です。

この調査では、「結婚したいか」という設問において、「結婚したい」「どちらかと言えば結婚したい」「いい人に出会えれば結婚したい」と答えた未婚男女1,052人に、さらなる‟深掘り質問”を行っており、その結果を紹介していきます。

女性は男性に対して収入の高さを求める傾向

「結婚するならパートナーのどんなところを重視したいか」と聞いたところ、年齢・学歴・収入・家事スキルなどのそれぞれの項目で「こだわらない/どちらとも言えない」と回答した人がもっとも多くの割合を占めました。

その結果を回答者の性別で抽出してみたところ、「自分より収入が高い」を重視する男性は19.1%である一方、女性は66.1%となり、収入をめぐっては違いが生じています。

タメニー社は男女の賃金格差や将来への不安などから、女性が男性に収入の高さを求める傾向が依然として高い、との見解を示しています。

20代男性の約3人に1人が年上を希望している

性別で分けた結果を、さらに年齢(年代)でも分類してみると、男性では年齢をめぐって世代によって差が生じています。

30代・40代は「自分より年下を重視」する傾向を示していますが、20代では「自分より年上を重視」すると答えた人が32.8%となり「自分より年下を重視」の12.7%をはるかに上回る結果に。20代男性の約3人に1人が年上を求めていることがわかりました。

女性を対象とした結果では、「自分より収入が高い」ことを重視すると答えた人は年代を問わず最多となる結果を示し、年代が上がるにつれてその比率は高くなり、40代では71.8%となっています。

また、女性が「自分よりも年下」を重視しているという人は、20代・30代では10.9%(重視する/やや重視するとの回答をあわせた結果)となり、近い世代である男性らの「望み」とギャップが生じているようです。

<参考>

未婚女性の66.1%が、結婚相手には「自分より収入が高い」を重視