世間は祝日がらみの連休最終日であったが私は土日出勤が重なり唯一の休日であった。三連休の最終日なので釣り人は少ないかと考えており、当初はアジングを計画していたが、生憎午後より狙っていた和歌山県・紀北沿岸部は時折雨予報。そうなれば近場の千早川マス釣り場へ行くのがベターな選択と信じて自宅を出発した。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
連休最終日のエリアトラウト釣行
比較的気温は高い予報で通り雨程度は覚悟をして受付へ。ルアー釣り場担当のTさんと専務と軽くお話をして入漁券を購入。ルアー釣り場へ移動した。千早川マス釣り場は川の上流部にエサ釣り場と団体釣り場。村道を500m程下った道路沿いにルアー・フライ釣り場がある。
お目当ての場所はお昼以降に太陽が当たる下池の川側の釣り座だ。特に冬場は温かく人間もマスも心地よい釣座(笑)と考えている。思い通りに入る事が出来て道具のセッティングに入る。
出来たセットで試しにキャストすると……まさかの一投目からヒット。ちょっとビックリだったがどうやら昨日の放流の残り個体のようだ。幸先がいい!さぁ釣るぞ。
目標は100匹超え
一通りのセットを終えて午前の放流までは昨日の放流居残りで活性の高い個体を探していく。目標はハイシーズンらしく100匹越えとしたい。おおよそ5分に1匹釣れば可能な釣果である。
スプーンで数匹釣った後、必殺のミノーのマジックジャークを試してみる。普段なら数を稼ぐのに最適な釣り方だが……。マスがミノーを見て寸止まり。3匹を釣ることが出来たが、パターンには当てはまらない。
放流魚&残存魚を効率よく釣っていく
そうこうしている間に午前の放流となった。放流用に塗ってきたヤリエ・リンゴミディのハンマード2gで放流場所を直撃キャストして寄せてみる。早めの速度で巻いて来ると付いてくる個体が数匹おりそのうちの一匹が反転してヒット。
クリアウォーターならではの追尾からヒットまでをサイトフィッシングで楽しめるので非常に楽しい。放流個体も比較的反応が良く5匹程であったがキャッチできた。
セカンドにはフォルテ0.6gで手前まで来て食わなかった残存個体を拾う。どうやら昨日降った雪が雪代となり流れ込んだせいで水温が低下していた事もあり、マイクロスプーンで絞り出す展開となった。
この状況になると、エステルラインを用いてアタリをしっかり出して取ること重要だ。そうこうしている間にお昼のサイレンが鳴り一旦休憩へ。この時点でまだ30匹程度。午後からの水温上昇に期待となった。