マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、エバートン(同1部)に所属するU-21イングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『スター』が伝えた。
サー・ジム・ラトクリフ氏が会長を務めるイギリスの多国籍化学企業『INEOS(イネオス)』が株式の25%を取得したユナイテッド。そのラトクリフ氏は今夏の補強についてユナイテッド上層部と会談を行い、若手有望株の獲得に熱心だという。
そのなかで、元フランス代表DFラファエル・バランが今期限りで契約満了を迎え、イングランド代表DFハリー・マグワイアの長期的な将来も不透明であることからユナイテッドは、エリック・テン・ハグの去就に関係なく守備強化に動くという。その候補としてブランスウェイトを今夏のメインターゲットに設定しているようだ。
エバートンは2027年夏まで契約を結んでいるブランスウェイトの市場価値が7000万ポンド(約131億円)だと考えている模様。ユナイテッドがこの金額を支払うかは不明だが、イングランド人DFは今夏のステップアップに前向きだという。
カーライル・ユナイテッドでプロキャリアをスタートさせたブランスウェイトは2020年夏にエバートンへ加わると、ブラックバーンやPSVへのレンタル移籍を経験。195cmの体躯を生かしたフィジカルの強さを武器に今季はここまでプレミアリーグ25試合に出場して2ゴールを記録している。