観察眼を光らせたニューハンプシャー州の女性が、人気の地図サービスに表示された墓地の中に幽霊らしき姿を発見し、オンラインの超常現象マニアが震え上がった。

 webメディア「ジャム・プレス」によると、この映像をアップロードしたエイミー・ペンドルトンは、TikTokに投稿し「グーグルマップで初めて幽霊を見つけたかもしれない」と強調し、視聴者へニューハンプシャー州のギルソン墓地をグーグルで検索するよう指示した。その場所はどうやら、ゴーストハンターや異世界の存在を信じる人々にとってはメッカであるようだ。

 ペンドルトンによれば、グーグルマップを360度のパノラマビューに切り替えて道路を散歩していると、石の壁の後ろに顔がぼやけた不気味な人物のようなものが潜んでいるのを発見したのだという。拡大してみると、ホラー映画に出てくるような中年男性の頭部と胴体のようなものが確かに見える。

 だが、それは氷山の一角に過ぎなかった。その後の映像では、このオリジナルの「幽霊」 の左側の壁の後ろに立つ別の影の存在が映っているのだ。この動画はコメント欄を通じて超常現象マニアの間で物議を醸すこととなった。ある視聴者は「実はこれ墓守と呼ばれる人なんですよ」と主張し、別の人は「私も見たことがある!!!」と書き込んでいた。

 他のユーザーたちの中には、もっと現実に根ざしたものなのではないかと推測する者もおり、ある現実主義者は「ただのぼやけた人間じゃないのか?」と疑問を呈した。ペンドルトンでさえ信憑性に疑問を呈し、「グーグルマップは、グーグルシャ車の撮影に引っかかった人を編集することがよくあります。ストリートビューのぼかし担当者が中途半端な仕事をしたのかも」と書いている。

 地元メディアによると、今回の目撃の真偽とは別にギルソン墓地は長い間、いわゆる幽霊現象の拠点、心霊スポットとされてきた。

 恐怖体験者は、どこからともなく差してくる光や、立ちこめる霧など、あらゆるものを報告している。悲鳴を聞いたという人もいれば、未知の存在に押されたという人もいる。中には、白いドレスを着た女性や赤ちゃんが墓石の周りをうろついていた、不気味な通行人を見たといったような人もいたという。

 最も奇妙な目撃例の一つは、1811年8月28日に5歳で亡くなったウォルター・ギルソンの墓の中央にあるとされる謎の穴だ。銃弾でできたと推測する人もいれば、石にドリルで穴を開けたと考える人もいる。この他にも昨年11月、ユタ州にてフロッピーを持ったほぼ裸の生き物が写っているように見える、不気味なグーグルストリートビューの画像にソーシャルメディアの探偵たちが困惑した例もある。

【関連記事】New York Post 【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=にぅま(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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