クルマの大型化で起こるのが、駐車券に手が届かないという問題です。そういうときには、話題の駐車券発券機専用トング「トレッタング」が大活躍します。今回は、実際に全幅1840mmのアウディ「A4セダン」に乗ってトレッタングの使用感を確かめてみました。
アウディはフォルクスワーゲン傘下にあるドイツの自動車メーカーであり、「A4」はラインナップの中核を担うプレミアムミドルセダンです。A4をベースとしたステーションワゴンモデルには「A4アバント」の名前が与えられています。
A4の落ち着きある内外装デザインは、ライバルのメルセデス・ベンツ「Cクラス」や、BMW「3シリーズ」に比べると華やかさに欠けるものの、そのぶん癖がなく飽きにくい造形といえるでしょう。
地味で無個性のようにも見えますが、ひと目でアウディと分かる不思議な存在感がA4にはあります。
加えて前輪駆動（FF）モデルを含む全車が、エンジンを縦方向に配置している点もA4の持ち味といえるでしょう。
エンジンが車体前方の左右どちらかに偏った状態で搭載される横置きではなく、前後左右の重量バランスを改善できる縦置きにすることで、A4は一般的なFFセダンよりも上質なハンドリングや乗り味を示します。
アウディが販売する車種のうち、A4より下位のモデルは横置きエンジンとなり、搭載される4WDシステムも名称は同じ「クワトロ」ですが、A4以上のモデルとは異なるものです。
A4のこうした細かなこだわりも、プレミアムモデルとしての存在感を高める要因になっているとみられます。
現在販売されているA4は2016年にフルモデルチェンジした5代目です。2021年にクルマ全体に手が加えられた改良型が登場しましたが、同時に全幅もわずかに拡大しました。
1994年に登場した初代A4の全幅は1735mm。2008年の4代目から全幅は1800mmの大台を超え、現行型の最新モデルは1845mmに達しています。
ボディサイズの拡大は室内空間や衝突安全性、走行安定性の向上といった様々なメリットがあるものの、狭い日本の駐車場での取り回しに関しては大きなデメリットになります。
コインパーキングの利用時、発券機や精算機へ上手くクルマを寄せることができないと「もう少しなのに手が届かない」といった状況が起こりがちです。
とくに近年はミドルサイズ以上の車種を中心として大型化傾向にあり、A4よりもコンパクトなアウディ「A3」でも全幅は1800mmを超えます。
現行型A4の全幅1845mmという数値は同クラスの欧州車として標準的なボディサイズとはいえ、1800mm以上になると極端に取り回しが悪くなり発券機への幅寄せも困難に。とくに欧州車はドアも厚いこともあって、駐車券を取るのには苦労します。
そこで便利なのが駐車券発券機専用トング「トレッタング」です。トレッタングは駐車券を楽に取るために開発されたトングで、全幅が広いクルマでも発券機に無理な幅寄せをする必要がなくなります。
今回は、実際にアウディ A4に乗車して駐車券発券機専用トング「トレッタング」を使用してみました。
今回乗車したアウディ A4は、5代目の前期型にあたるモデルです。もちろん右ハンドルの車両で、ボディサイズは全長4735mm×全幅1840mm×全高1410mmになります。
大きな道路を走行するぶんには、1840mmの車幅を意識する機会はほとんどありません。しかし、狭い道や駐車場の取り回しではどうしても気を遣います。
加えて、セダンの低い着座位置も問題です。現在の発券機はミニバンやSUVのように背の高いクルマが一般的になったことで発券口の位置も引き上げられており、セダンのように低いクルマでは駐車券を取るために腕を高く持ち上げなければならず、角度がつくぶん距離も遠くなってしまいます。
楽な姿勢のまま駐車券を取れる距離にまでクルマを寄せようとすると、発券機とドアミラーの間隔はスレスレです。地面に縁石などがある場合は、タイヤを擦りそうになるほど近づかなければなりません。
そこで駐車券発券機専用トング「トレッタング」の出番です。200mm×40mmサイズのトレッタングを使えば120mmほど腕のリーチが伸ばせるため、無理に幅寄せをする必要がなくなります。
本来であればシートベルトを外し、窓から身を乗り出して腕を大きく伸ばさなくては取れない位置からでも、トレッタングを使ったことで姿勢を変えることなく楽に駐車券が取れました。
2シーターのスポーツカーほどではないものの、ボンネットが長い点もセダンの特徴です。都市部によくある、急角度で曲がりながら進入しなくてはならない駐車場は、ボンネットが長いぶん発券機への幅寄せも困難になります。
離れた位置から無理に駐車券を取ろうとすると、身体を伸ばした際に痛める恐れがあるうえ、無理な姿勢を取ったことでアクセルペダルを踏み込んでしまう誤発進事故も起こりやすくなります。
また無理に幅寄せをした結果、クルマをぶつけたり、発券機を損傷させでもしたら一大事です。トレッタングは駐車券受取時のこうした事故も防止してくれます。
スマートに駐車券が取れる駐車券発券機専用トング「トレッタング」は、全幅1850mm前後の大きなクルマに常備しておけば、必ず役立つアイテムといえるでしょう。
「もう少しなのに精算機に手が届かない」
そんな経験をしたことがあるドライバーも中にはいるかもしれません。
特に小柄な方やペーパードライバーさんの場合、手を伸ばしてもなかなか駐車券が取れず苦労することも。
そんな時にオススメなのが、駐車券発券機専用トング「トレッタング」です。
先端のゴムとポリカーボネートのスプリング効果で、駐車券をしっかりとグリップしてくれるため、手を伸ばすだけで駐車券をスムーズに取ることができます。
商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。
