■『ぷよぷよ』のルールを知ってから見ると…

写真と本文だけではよく意味が分からない…という人のために補足させてもらうと、ニカイドウさんが注目しているのは、いわゆる「落ちゲー」と呼ばれるパズルゲームの代表格『ぷよぷよ』のゲームシステムである。

同ゲームは上空から降ってくるブロックの「ぷよぷよ」(以下、ぷよ)を操作し、積み上げていくのが基本となり、これらのぷよは「複数種類の色が存在する」「同じ色が4つ以上くっ付くと消滅する」という性質を持つ。

上空のぷよを「積み上げる」ため、下部に積んだぷよが消滅すれば当然、上部にいたぷよが落下することになるワケだが、この消滅→落下の動作によって新たに4つ以上のぷよがくっ付き、消滅することを「連鎖」と呼ぶ。

この回数が多ければ多いほど、2連鎖、3連鎖、4連鎖といった具合にアドバンテージが得られるため「いかに連鎖を組めるようにぷよを積むか」を主題にゲームメイクを行なうのが勝利のカギである。

路上で見かけたビールケース、予想外の「秘密」判明して話題に これは天才の発想…
(画像=『Sirabee』より 引用)

これらの知識を頭に入れてから件の写真を見ると…ビールケースはキリンビールの「濃い黄色のケース」が4つ、アサヒビールの「薄い黄色のケース」3つが混在して積まれた状態になっており、こちらに『ぷよぷよ』の法則を当てはめれば、アサヒビールのケースがあと1つでも加われば、見事な「2連鎖」が成功するのだ。