アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、レアル・ソシエダ(同1部)に所属するスペイン代表MFミケル・メリーノ(27)の獲得に興味を持っているようだ。
オサスナでプロキャリアをスタートさせたメリーノはドルトムントやニューカッスルを経て、2018年夏からソシエダでプレー。高水準なパス精度にパワフルさ武器としているボックス・トゥ・ボックス型のセントラルMFで、今季はここまで公式戦36試合に出場して6ゴール5アシストの数字を残している。
スペイン『レレボ』などで記者を務めるマッテオ・モレット氏によれば、アトレティコのスポーツ・ディレクターを務めるアンドレア・ベルタ氏は今夏に中盤の強化を課題の1つに掲げているという。その候補として5000万ユーロ(約80億2000万円)のリリース条項が存在しているメリーノに注目しているという。
しかしながら、フランス代表MFポール・ポグバがドーピング違反で4年の出場停止処分となったことから中盤強化を画策しているユベントスもメリーノに目を光らせているという。そのため、争奪戦に発展する可能性があるようだ。
その一方で、2025年夏まで契約を結んでいるソシエダは、スペイン代表MFの慰留に向けて会談を準備している模様。日本代表MF久保建英とともにチームの主軸を担うメリーノだが、今夏に移籍新たなクラブへと活躍の場を移すのだろうか。