想像を超えるようなサウナ施設を目的地として、世界を旅してみたい。
サウナのクリエイティブ集団「TTNE」が、世界のディスティネーションサウナを選定した「SAUNA37(サウナサーティーセブン)」を発表。厳選された37施設のうち、最多はサウナ大国・フィンランドの7施設で、ドイツが6施設、エストニアと日本が3施設で続いている。
サウナが旅の目的地になるような37施設
TTNEが目指すのは、世界中の人々がサウナを通じて、健康的で幸せな生活を送れる未来。また、日本のサウナカルチャーを進化させながら、世界へ発信していくことも見据えている。
毎年の‟ととのえの日(11月11日)”に発表しているランキング「SAUNACHELIN(サウナシュラン)」では、魅力的な日本のサウナ施設を、より多くの人が知るきっかけを創出している。
そして、世界へ自由に旅できるようになった今、サウナが旅の目的地になるような37施設を厳選したワールドサウナアワード、「SAUNA37」を満を持して展開する。それでは、一部のサウナ施設を紹介していこう。
Löyly@フィンランド
サウナとカフェレストランを融合した「Löyly(ロウリュ)」は、水着を着用して楽しむ男女混合サウナ。ルーフトップは展望台の役割も担っていて、人々の集まるコミュニティスポットにもなっているという。
Friedrichsbad@ドイツ
療養や健康増進をメインとした「Friedrichsbad(フリードリヒスバード)」は、1877年から続く歴史的サウナ。入浴は順路制で、シャワー・蒸気浴・サウナ・風呂・水風呂・炭酸浴などの各種浴場を順番にまわる。建物中央のローマン・アイリッシュ浴場は、一見の価値アリだ。
Alpin Panorama Hotel Hubertus@イタリア
インフィニティプールも人気だという「Alpin Panorama Hotel Hubertus(アルペン パノラマ ホテル フーベルトゥス)」では、絶景に浮かぶ空中サウナに圧倒される。ちなみに上下階の区画は、Heaven&Hell(天国と地獄)と名付けられている。
SANA MANE SAZAE@日本
香川・直島にたたずむ「SANA MANE SAZAE(サナマネ サザエ)」は、世界的な建築家である隈研吾氏による美しきサウナ。曲線と曲面で構成された神秘的な空間は、まさに貝殻の内部さながらだ。
その他、スウェーデンやノルウェー、アイスランドといった北欧諸国はもちろん、アメリカやインドネシアなどのサウナ施設もノミネート。気になるサウナ施設をチェックしながら、次なる旅の計画を練ってみたい。
SAUNA37
(zlatan)