スベン・ボトマン 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)が、ニューカッスル・ユナイテッド(同1部)に所属するオランダ代表DFスベン・ボトマン(24)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『チーム・トーク』が伝えた。

 昨夏にフランス代表DFアクセル・ディサシを獲得するなど守備強化を行なった一方で、ブラジル代表DFチアゴ・シウバが契約満了を迎えるチェルシー。加えて、フランス代表DFウェズレイ・フォファナが離脱を繰り返しており、チェルシーは守備強化に再び動くようだ。

 その候補として1年以上にわたって動向をモニタリングしているスポルティングCP(ポルトガル1部)に所属するコートジボワール代表DFウスマン・ディオマンデがリストのトップだという。チェルシーは新たにボトマンに目を光らせており、今夏の強襲を検討しているようだ。

 その一方で、ニューカッスルは欧州コンペディション出場権を争うライバルクラブにチームのキーマンの1人を放出に抵抗があるため、簡単な取引ではないようだ。ただ、ニューカッスルは今夏に選手売却が必要なようだ。

 アヤックスでプロキャリアをスタートさせたボトマンは2020年夏に加入したリールで台頭すると、2022年夏にニューカッスルへ移籍。193cmの恵まれた体格を生かした対人守備や、高い足元の技術を武器に初年度からレギュラーとしてプレーすると、今季は負傷期間がありながらもここまでプレミアリーグ16試合に出場して2ゴール2アシストを記録している。