2023年11月に販売を開始したHyundai(ヒョンデ)の新型電気自動車KONA(コナ)が「Japan EV of the year 2023」の優秀賞を受賞した。昨年度のIONIQ 5に続き、Hyundaiの受賞は2年連続となる。

ちょうどいいSUVとしてEV車デビューにも最適な同モデルは、今回の受賞でますます注目を集めるだろう。

魅力的なEV自動車を選出する「Japan EV of the year」

「Japan EV of the year」は、社会が求める魅力的な電気自動車を選出するプロジェクトとして、EV充電器の普及でサステナブルな社会の実現を目指すENECHANGE(エネチェンジ)社と、電気自動車情報を発信する「EVSmartブログ」が主催となり2022年から開催。

「電気自動車を、みんなで選び、応援しましょう」をコンセプトに、その年の顔となるEVを選出している。誰でも参加可能な「一般投票」と、EV情報を発信するメディア関係者やEV関連企業などのキーパーソンによる「エバンジェリスト投票」の合計ポイントでグランプリ・優秀賞を選ぶ。

「Japan EV of the year 2023」では、日本国内で2022年10月から2023年10月発売(受注開始)した電気自動車を対象に18車種が選考対象となった。

使い勝手抜群のコンパクトSUVとして同賞を受賞

今回、優秀賞を受賞したKONAは、Hyundaiが⽇本で展開する2⾞種⽬の電気⾃動⾞。⽇常のさまざまなシーンで使い勝⼿の良い優れたスペースユーティリティ、そして「V2L」をはじめとした便利な機能を持つ「マルチプレイヤー」なコンパクトSUVだ。未来的なスタイリングとユニークなキャラクターラインは、KONAの個性と先進性を体現している。

また、⾰新的なデザイン・技術、取り回しのよいコンパクトSUVとして、⽇本のユーザーやメディアからも⾼い評価を得ている。

手の届きやすい価格も魅力

価格はバッテリー容量48.6kWhのエントリーグレードである「Casual」で399万円3000円と400万円以下を実現。バッテリー容量64.8kWhで充実装備の上級グレード「Lounge」でも489万5000円と、日本の一般EVユーザーにも手の届きやすい価格帯で発売されたことが高く評価された。

自動車として、またEVとして進化を遂げた走りや快適さが、とくにジャーナリストなどからの高評価に繋がった。

企画担当者によるコメント

HyundaiでKONAの商品企画担当をする山﨑貴弘氏はこのようにコメントしている。

「KONAは、日本でも使いやすいコンパクトサイズのSUVながら、最新世代の先進運転支援システムを採用し、安全で快適なドライブをサポートします。リーズナブルな価格設定に加え、全車に3年目の初回車検基本料までを含んでいる『Hyundai Assurance Program』が車両価格に標準付帯されており、購入後も安心なカーライフを送っていただけます。また、長い航続距離性能やV2L機能など、様々な場面で“使えるEV”として高く評価いただけたかと思い、大変嬉しく思います」。

電気自動車の購入を検討している人は、高い評価を得る同モデルを候補に挙げてみては。

(hachi)