汎用性の高い「ときめきポイント」がおすすめ

写真=オトナライフより引用

 ここまでの説明で、イオンで使える3種類のポイントの違いが、何となくお分かりいただけただろうか? どうしてこんなややこしいことになったのか本気でイオンを問い詰めたい気分だが、結局、どのポイントも税込200円で1pt(0.5%)貯まることに変わりはない。ただし、クレカの場合はイオンでの支払いでポイントが2倍(1%)になったり、毎月10日・20日・30日はイオンモール専門店で5倍(2.5%)になるなど、ポイントをたくさんもらえるチャンスが多い。また、貯まった「ときめきポイント」は、電子マネーWAON(WAONポイント)やお買い物ポイントWAON POINTにも交換できる利便性もあるので、まずはイオンカードがおすすめ。
 どうしてもクレカを使うのが怖いということなら、現金支払いでポイントが貯まる「WAON POINT」がいいだろう。貯まったポイントをそのまま支払いに使えるので利便性が高いのだ。
 ちなみに、電子マネー「WAON」は利用できるお店が多く使い勝手が非常によいが、発行手数料が300円かかるうえ、お金をチャージしないと使えないのが不便。しかも、もらったWAONポイントをわざわざ電子マネー「WAON」にチャージしないと使えない煩わしさもあるので、今から新規で申し込むのはおすすめできない。

「イオンカード」「電子マネーWAON」「現金お買い物ポイントWAON POINT」でもらえるポイントの相関図を作成してみた。果たしてこの図で皆さんがイオンのポイントを理解できるのか自信がないが、よかったら参考にしてほしい

 

電子マネーWAONを理解しないと困惑するはめに!

 イオンでもらえるポイント相関図を、丸一日かけて泣きながら図にまとめてみたが、実は電子マネー「WAON」が厄介な存在であることが分かった。というのも、イオンカードの「ときめきポイント」や現金お買い物ポイント「WAON POINT」は、「WAONポイント」に交換できるが、結局「WAONポイント」はいちいち電子マネー「WAON」にチャージしないと使えないのである。
 実は筆者はイオン銀行の口座を作るとき、イオンカードとキャッシュカード、電子マネーWAONが一体となった「イオンカードセレクト」を取得した。このとき、入会キャンペーンでときめきポイントを5,000ptほどもらったので、さっそくWAONポイントに交換したが、イザ買い物で使おうとすると、電子マネーWAONは最初に入金しないと使えないと言われ、しぶしぶ現金で1,000円ほどチャージした。ところが、再度レジに行くと、今度はWAONが1,000円分しかないと言われて、結局、総合カウンターで何とかしてもらった。だが、今考えれば「ときめきポイント」から「WAONポイント」に交換したあと、さらに「電子マネーWAON」へチャージする必要があったのだ。もちろん、当時はそんなことを知るよしもなく、イオンでムダに何時間もオロオロしてしまったのである。アナタも電子マネーWAONを使うときは十分に注意してほしい。

(文=植村照明/編集・ライター)

提供元・オトナライフ

【関連記事】
日清の「青の洞窟」GRAZIAシリーズは300円出す価値ある? 筆者の舌では判断できないレベルだった
マクドナルドの意外と知られてない無料な裏メニュー! 「そんなことまでできるの?」
【今更聞けない】コンビニ「セブンイレブン」コーヒーの買い方がわからない
コンビニで自動車税のキャッシュレス払い(クレカ・QRコード決済)はどの方法が一番お得?
PayPay(ペイペイ)に微妙に余っている残高を使い切るにはどうすればいいの!?