当たり前に日常を享受することへの疑問

見えない仕組みを思索して‟あるべき世界のかたち”をマンガで描く話題書『ライフライン』邦訳登場

河出書房新社から書籍『ライフライン:ネット・電力・水 "見えないシステム"から知る世界のなりたち』(著・ダン・ノット)が刊行されました。

日が落ちると明かりがともり、水道の蛇口をひねれば清潔な水が出てくるのはなぜでしょうか。インターネットやWi-Fiの仕組みはそもそも、いつ、どうやって生まれたんだろう……。

地震などの災害や停電、サイバー攻撃などが起こったときにそなえるための知識や、ライフラインのシステムそのものが、社会における不平等と環境破壊の原因にもなっていることを「わかりやすく伝えよう」と4年をかけて上梓された書籍です。

防災グッズを用意しよう

もしものとき、猫から癒しを 普段使いできる防災グッズブランド「NYAN GA ICHI」、売り上げの一部は動物保護に

株式会社フェリシモは、「フェリシモ猫部」を2010年より開始し、基金付きのオリジナル猫グッズを企画開発しています。

2021年からは「万が一を猫といっしょに考えよう」をテーマにした防災グッズブランド「NYAN GA ICHI(にゃんがいち)」が加わりました。販売価格の一部は飼い主のいない動物の保護と里親探し活動、野良猫の過剰繁殖防止活動、災害時の動物保護活動などに活用されているとのことです。

NYAN GA ICHIでは、もしものときに吹くことで居場所を知らせるホイッスル、ガラス片やくぎなどから足裏を守るルームシューズなどの防災グッズを2021年から販売。あらたに4アイテムがラインアップに加わりました。

フェーズフリーで備える

LIFULL、被災地に最短1時間で設置できるシェルター「インスタントハウス」を提供 令和6年能登半島地震の2次避難はいまだ7%

株式会社LIFULLとグループ会社の株式会社LIFULL ArchiTechは、令和6年能登半島地震の被災地である能登町立鵜川小学校へ、「インスタントハウス」2棟をシェルターとして提供しました。

インスタントハウスは、国内グランピング領域において100棟以上の実績があるそうです。どんな自然環境のなかでも「夏は涼しく、冬は暖かく、静かに眠れる」という特徴があるとのこと。

平常時は能登の自然を感じられる宿泊用として、地震や風水害の時は避難用として役立てられる、備えない防災「フェーズフリー」としても、LIFULL ArchiTechは展開していきたいそうです。