マリオ・エルモソ 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)が、アトレティコ・マドリード(スペイン1部)に所属するスペイン代表DFマリオ・エルモソ(28)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。

 今季もここまでセリエA26試合に出場しているブラジル代表DFブレーメルに退団の可能性が浮上しているユベントス。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)などからの注目を浴びている同選手が移籍した場合の後釜としてユベントスは、低コストでの補強を模索しているようだ。

 そのなかで、ユベントスは今今夏にフリーとなるエルモソに注目しており、スポーツディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が代理人に接触した模様。夏のフリー移籍に向けて詳しく話し合ったようで、年俸も400万ユーロ(約6億5000万円)であることからクラブの給与形態にも適合すると考えているようだ。

 また、対人守備の強さやビルドアップに貢献できる左利きのセンターバック獲得を目指しているユベントスは、エルモソをボーンマス(イングランド1部)のイングランド人DFロイド・ケリーよりも優れていると考えているとのことだ。

 スペイン代表として5キャップを刻むエルモソは、レアル・マドリード下部組織出身でバジャドリードやエスパニョールでのプレーを経て、2019年夏にアトレティコへ加入。対人守備や空中戦の強さを武器にここまで公式戦35試合に出場して2ゴールを記録している。