アレクサンダー・ショルツ 写真:Getty Images

 浦和レッズは今月10日開催の明治安田J1リーグ第3節で、北海道コンサドーレ札幌と対戦。日本代表DF酒井宏樹のゴールで先制したが、DFアレクサンダー・ショルツ、FW前田直輝が負傷交代。FW興梠慎三も途中交代でベンチへ下がる中、札幌ドームの劣悪なピッチ状態がクローズアップされている。

 巨大な天然芝の「ホヴァリングサッカーステージ」で有名な札幌ドーム。一部報道によると札幌対浦和を前に芝の状態悪化が顕著であるとのこと。コンサドーレの選手たちは9日、一部で土が露出しているピッチを気にしながら全体練習を行ったという。それだけに、札幌の今季ホーム開幕戦では、試合前からピッチ状態が酷いと話題になっていた。

 浦和は31分にMFサミュエル・グスタフソンのクロスに酒井が頭で合わせてゴールネットを揺らす。しかしショルツがピッチに座り込むと、43分に途中交代。攻撃面で存在感を発揮していた前田も足を痛めて後半7分でピッチを後にした。

 浦和所属選手の相次ぐ負傷交代は、X(旧ツイッター)上で話題に。「ショルツも前田も芝のせいで怪我した」「ピッチ状態の影響あるだろ」「札幌ドームでの試合無理」といった声が挙がるなど、「芝のせい」「前田直輝」「ショルツ」といったワードがトレンド入りしている。

 また興梠は前田と同じタイミングで途中交代。インターネット動画配信サービス『DAZN』の実況・解説は同選手の交代を疑問視しているが、Xでは「交代回数の制限により、予定よりも早く途中交代させないといけなかったのでは」という意見も見られる。