トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)が、アスレティック・ビルバオ(スペイン1部)に所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。
ガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズを兄に持つニコは、アスレティック下部組織出身で2021年4月にトップチームデビュー。兄同様に抜群のスピードを生かしたドリブル突破を武器に今季はここまでラ・リーガ22試合に出場して3ゴール7アシストを記録している。
そんなニコは昨年12月にビルバオと新たに3年契約を結んだものの、契約解除金は4300万ポンド(約81億3000万円)のままだという。同選手にはアーセナル(イングランド1部)やチェルシー(同1部)の2クラブが熱心にスカウトを派遣しているようだ。
また、アストン・ビラ(イングランド1部)は昨夏と今冬にもスペイン代表FWの獲得に動いたという。ウナイ・エメリ監督が自らスペインに赴いて直接交渉を行なったというが、ニコはビルバオを離れることを渋ったため、アストン・ビラ移籍を丁重に断っていたようだ。
そのなかで、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)に所属するポルトガル代表FWペドロ・ネトやバルセロナ(スペイン1部)のブラジル代表FWハフィーニャにも関心を示すなど新たなウイングの補強を画策しているトッテナムもニコ争奪戦に名乗りをあげたようだ。