多くの先進安全機能を搭載し、本質的な価値への真摯な姿勢を明瞭かつ流麗に表したモデル

BMWジャパンは、プレミアム・スモール・コンパクト・セグメント「MINIクーパー3ドア」の新型モデル(全面改良)を、全国のMINI正規ディーラーにおいて、本日より販売を開始する。納車は、2024年第二四半期以降を予定している。

英国のプレミアム・ブランドMINIは、2002年よりBMWグループにて開発、生産および販売が行なわれているブランドであり、ドライビングのみならず、ライフスタイルを楽しむ人達に人気を博している。新型MINIクーパー 3ドアは、従来のMINI 3ドアの新型モデルであり、2002年に初代モデルが誕生し、2007年に第二世代目、2013年に第三世代目へと進化した。

今回発表の新型モデルは、BMW製として第四世代目のモデルとなり、MINIの伝統的な基幹モデルであるハッチバック・モデルをベースにした、プレミアム・スモール・コンパクト・セグメントに位置するモデルである。新型MINIクーパー 3Doorには、日本におけるMINIの量産モデルとして初となる電気自動車の新型「MINI CooperE 3Door (イー・スリー・ドア)」および「MINI CooperSE 3Door (エスイー・スリー・ドア)」をラインアップする。

◆メーカー希望小売価格(消費税込)
MINI Cooper C 3Door=¥3,960,000
MINI Cooper S 3Door=¥4,650,000
MINI Cooper E 3Door=¥4,630,000
MINI Cooper SE 3Door=¥5,310,000

上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となる。右ハンドル仕様。

新型MINI クーパー 3Doorは、新しいMINIデザイン言語により、ブランドのデザインDNAを継承しつつ、MINIの本質的な価値への真摯な姿勢が、明瞭かつ流麗にモデル化されている。新しいMINIのデザイン言語は、「カリスマティック・シンプリシティー」と呼ばれているカリスマ的シンパシーにより、コンポーネントの数を減らすことで、本筋にフォーカスしている。

これにより、今後のMINIモデルのデザインに、感情的かつ直感的に感じ取れるアイデンティティが生まれている。新しいMINIのデザイン言語におけるもう1つの中心的な要素は、持続可能性を考慮した素材の選択である。すべてにおいて刷新されたエクステリアおよびインテリア・デザインは、新型モデルであることを彷彿とさせており、さらに、素材からクローム・パーツやレザーを排除し、代わりに採用した新素材にはリサイクル・ポリエステルやリサイクル・アルミニウムを利用するなど、将来を見据えた新世代モデルであることを印象付けている。

約10年ぶりとなる全面改良モデル「MINIクーパー3ドア」誕生! MINI初となる電気自動車をラインアップ
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

機能面においても大幅な刷新が行なわれ、特に安全機能および運転支援システムにおいては格段に進化し、今までに経験したことのない、かつてない体験を提供すると共に、電気自動車の新型MINIクーパーE 3DoorおよびMINIクーパーSE 3Doorにおいては、車両に蓄えられている電力を外部に給電することが可能な外部給電機能を装備している。

パワートレインには、2種類の高効率ガソリン・エンジン搭載車、2種類の電気モーター搭載車を用意し、幅広いニーズに応えられるラインアップを新型MINIクーパー 3Doorに取り揃えている。

新型MINI Cooper 3Doorを含む、全てのMINI新世代モデルは、顧客のライフスタイルの変化に柔軟に対応し、MINI正規ディーラーでの注文受付に加え、MINIウェブサイト(mini.jp)を通じて、いつでもどこでも365日24時間利用可能なプレオーダーが可能である。

エクステリア・デザイン
新型MINIクーパー 3Doorは、MINIのDNAを継承しつつ、新世代モデルであることを象徴するミニマルな新しいデザインに刷新されている。パワートレインの違いや航続距離に影響するエアロ・ダイナミクスを考慮し、デザイン細部に調整を施している。

特に電気自動車の新型MINIクーパーE 3DoorおよびMINIクーパーSE 3Doorにおいては、重要なものだけを残したクリーンなサーフェスが特徴的であり、ボンネット・スクープ、サイド・スカットル、ホイール・アーチの加飾、ロッド・アンテナ等を廃止し、フラッシュ・ドア・ハンドルおよびフィン・アンテナを採用している。

エンジン搭載モデルである新型MINIクーパーC 3DoorおよびMINIクーパーS 3Doorは、電気自動車との差別化を図り、伝統のデザイン・コンセプトを踏襲し、ドア・ハンドルやアンテナの形状、ホイール・アーチの加飾などは、以前までのモデルの特徴を継承している。

アイコニックなMINIらしさを象徴する、クラシカルなフォルムのヘッドライトと際立つフロント・グリル、フロント・フェイス・デザインは、複雑な八角形の輪郭をもつフロント・グリルと、新たなヘッドライト・デザインによって形作られている。

さらに、3種類からカスタマイズ可能なLEDシグニチャー・ライトやWelcome/Good-byeライトの採用など、新世代に相応しいMINIらしいギミックを新たに導入している。

インテリア・デザイン
新型MINIクーパー 3Doorの温かく広々としたインテリアは、完全なデジタル化が施されている。ステアリング・ホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要な全ての情報は、ヘッドアップ・ディスプレイに映し出すことが可能である。様々なものを削ぎ落とし、巧みにデザインされた高品質なコンポーネントによって、前方への視界が開け、広々とした室内空間を実現している。

広々としたカーブを描くダッシュボードには、布地を連想させる新しい素材を始めて採用している。リサイクル・ポリエステルを使用したこの新素材は、特別に開発された編み物を作るような製造プロセスにより、手入れが簡単な構造になっており、新型MINI Cooper 3Doorの新しいインテリアは、温かみのある新素材によって作られている。

最先端の有機ELテクノロジーが採用された大型の円形センター・ディスプレイには、直径240mmの高品質ガラスが使用され、最適化された高感度タッチ機能を装備している。スマートフォンを操作するような直感的な操作が可能であり、メイン・メニューでは、各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作する。メーターパネルとしての機能はもちろんの事、AR機能付きナビゲーション・システム、メディア、電話、エア・コンディショナー、各種設定等々、すべての操作を一括して円形有機ELディスプレイで実施する。

約10年ぶりとなる全面改良モデル「MINIクーパー3ドア」誕生! MINI初となる電気自動車をラインアップ
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
約10年ぶりとなる全面改良モデル「MINIクーパー3ドア」誕生! MINI初となる電気自動車をラインアップ
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

MINIエクスペリエンス・モード
全車標準装備のMINIエクスペリエンス・モードにより、新型MINIクーパー 3Doorでは、インテリアの雰囲気を一変させることが可能である。ダッシュボード上に最大7パターンの光のグラフィックを投影させることで、光のパターンとアンビエント・イルミネーション、そして新たに作られたMINIドライビング・サウンドによりインテリア全体の印象が変化する。

各モードのそれぞれのデザインにはダイナミックな背景があり、個人の好みに応じて選択することが可能である。これらの新たな機能は、個性を活かす手段ともなり、たとえば、パーソナル・モードでは、お気に入りの画像をディスプレイの背景に設定することができる。

また、ビビッド・モードを設定すると、流れている音楽のカバー・アートの色に合わせたライト・エフェクトが25色の中から自動で選定され、ダッシュボード上に投影される。この新たな没入感のあるユーザー体験により、新型MINIクーパー 3Doorのインテリアにさらなる表現力を与えている。

LEDシグニチャー・ライトおよびWelcome/Good-byeライト 新型MINIクーパー 3Doorのヘッドライトは、フロントのエクステリア・デザインを印象付けるデザインであると共に、様々な機能が充実している。アダプティブ・ライト、ハイビーム・アシスタントが標準装備されたLEDヘッドライトには、MINIらしい遊び心を表現した機能も新たに導入される。

シグニチャー・ライトは、フロントおよびリア・ライトの点灯方法を3つのパターンから選択でき、その日の気分でカスタマイズが可能である。Welcome/Good-byeライトは、車両のキーを持った状態で車両に近づいたり離れたりすると、フロントおよびリアのライトがまるで挨拶をするかのように点滅する、MINIらしい機能である。

パワートレイン
MINIクーパーC 3Door

BMWグループが誇るEfficientDynamicsエンジンの新世代モジュール式高効率1.5L直列3気筒MINIツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載する新型MINIクーパーC 3Doorは、最高出力115kW/5,000rpm、最大トルク230Nm/1,500-4,600rpmを発揮し、ダイナミックな走りを実現する7速ダブル・クラッチ・トランスミッションが組み合わされている。

MINIクーパーS 3Door
BMWグループが誇るEfficientDynamicsエンジンの新世代モジュール式高効率2L直列4気筒MINIツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載するガソリン・エンジン搭載モデル新型MINIクーパーS 3Doorは、最高出力150kW/5,000rpm、最大トルク300Nm/1,450-4,500rpmを発揮し、ダイナミックな走りを実現する7速ダブル・クラッチ・トランスミッションが組み合わされている。

MINIクーパーE 3Door
新型MINIクーパーE 3Doorは、最高出力135kW、最大トルク290Nmを発揮する電気モーターを前輪に持つ電気自動車であり、0-100km/hを僅か7.3秒で駆けぬける。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は126.0Ah/40.7kWhであり、一充電での走行可能距離は305kmである。

MINIクーパーSE 3Door
新型MINIクーパーSE 3Doorは、最高出力160kW、最大トルク330Nmを発揮する電気モーターを前輪に持つ電気自動車であり、0-100km/hを僅か6.7秒で駆けぬける。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は136.0Ah/54.2kWhであり、一充電での走行可能距離は402km
である。

約10年ぶりとなる全面改良モデル「MINIクーパー3ドア」誕生! MINI初となる電気自動車をラインアップ
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
約10年ぶりとなる全面改良モデル「MINIクーパー3ドア」誕生! MINI初となる電気自動車をラインアップ
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
約10年ぶりとなる全面改良モデル「MINIクーパー3ドア」誕生! MINI初となる電気自動車をラインアップ
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

先進安全機能ドライビング・アシスト
高性能カメラ&レーダー、および、高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の先進安全機能ドライビング・アシスト(アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング)を、新型MINIクーパーS 3DoorおよびMINIクーパーSE 3Doorに標準装備している。

車両全方向に対応したドライブ・レコーダー
新型MINIクーパーS 3DoorおよびMINIクーパーSE 3Doorには、車載カメラを使用した全方向(前後&左右)記録可能なドライブ・レコーダーを標準装備している。後付けのドライブ・レコーダーと異なり、車両後方の映像もウィンドウ越しではなく直接撮影するので、あおり運転等の危険運転車両と遭遇した際に、車両のナンバーも鮮明に記録すると同時に、サイドのカメラで幅寄せの映像記録にも対応する。また、前方カメラを使ってドライビング中に前方の美しい景色を記録することも可能である。

インテリジェント・パーソナル・アシスタント
AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる最新の機能である。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。

「Hey MINI(ヘイ・ミニ)」と呼びかけるか、ステアリング・ホイールのトーク・ボタンを押すことで、インテリジェント・パーソナル・アシスタントが起動し、ナビゲーション、電話、ラジオ、空調管理など、主要な機能を操作することが可能となり、音声操作によるコミュニケーションは、円型有機ELセンター・ディスプレイ上に、グラフィック、テキスト、アバターからなるアニメーションの形で表示される。

3年間の主要メインテナンスが無償となるMINIテンダー・ラビング・ケア
3年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「MINIテンダー・ラビング・ケア」が全車に付帯されているため、車の維持費が大幅に軽減され、より安心なドライブを提供している。

新型MINI Cooper C 3DoorおよびMINI Cooper S 3Door商品関連ウェブサイト
mini.jp/ja_JP/home/range/mini-cooper-3-door.html 新型MINI Cooper E 3DoorおよびMINI Cooper SE 3Door商品関連ウェブサイト
mini.jp/ja_JP/home/range/all-electric-mini-cooper.html

◆主な車両諸元
⇒ MINI Cooper C 3Door
全長3,875mm、全幅1,745mm、全高1,455mm、ホイールベース2,495mm、排気量1,498cc、直列3気筒ガソリン・エンジン、最高出力115kW/5,000rpm、最大トルク230Nm/1,500-4,600rpm。
⇒ MINI Cooper S 3Door
全長3,875mm、全幅1,745mm、全高1,455mm、ホイールベース2,495mm、排気量1,998cc、直列4気筒ガソリン・エンジン、最高出力150kW/5,000rpm、最大トルク300Nm/1,450-4,500rpm。
⇒ MINI Cooper E 3Door
全長3,860mm、全幅1,755mm、全高1,460mm、ホイールベース2,525mm、最高出力135kW、最大トルク290Nm、リチウム・イオン・バッテリー容量126.0Ah/40.7kWh、一充電走行距離305km
⇒ MINI Cooper SE 3Door
全長3,860mm、全幅1,755mm、全高1,460mm、ホイールベース2,525mm、最高出力160kW、最大トルク330Nm、リチウム・イオン・バッテリー容量136.0Ah/54.2kWh、一充電走行距離402km

* 一充電走行距離を含め、本リリース内にて記載の諸元値は、すべてヨーロッパ仕様車を使用したヨーロッパにおける認可数値であり、日本での認可値とは異なる場合がある。また、一充電走行距離は一定の試験条件下での数値であり、実際の走行条件等により異なる。

約10年ぶりとなる全面改良モデル「MINIクーパー3ドア」誕生! MINI初となる電気自動車をラインアップ
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
約10年ぶりとなる全面改良モデル「MINIクーパー3ドア」誕生! MINI初となる電気自動車をラインアップ
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
約10年ぶりとなる全面改良モデル「MINIクーパー3ドア」誕生! MINI初となる電気自動車をラインアップ
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

文・CARSMEET web編集部/提供元・ CARSMEET WEB

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