バイエルン・ミュンヘンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)の代理人が、レアル・マドリードとの個人合意報道を否定した。ドイツ『FT』が伝えた。
母国のバンクーバー・ホワイトキャップスでプロキャリアをスタートさせたデイビスは、2018年夏にバイエルン入り。左サイドにコンバートされると、圧倒的なスプリング能力と高い攻撃力を武器に今季もここまでブンデスリーガ19試合で3アシストを記録している。
そんなデイビスだが、バイエルンとの現行契約は2025年夏まで。だが、バイエルンとの延長交渉は難航しており、マドリードとの個人合意に至ったとも報じられている、そのなかで、同選手の代理人は「どのクラブとも合意や具体的なものはない。アルフォンソは現在バイエルンに集中している。我々は今後数ヶ月以内に将来に向けた全ての選択肢を検討する」とその報道を否定し、今後数ヶ月以内に決断すると述べている。
なお、フランス代表DFフェルラン・メンディに満足していないマドリードはカナダ代表DF獲得に向けて移籍金3500万ユーロ(約56億6000万円)のオファーを提示したという。だが、バイエルンは移籍金5000万ユーロ(約80億9000万円)を要求しているようだ。
その一方で、バイエルンはデイビスが退団した場合の後釜としてミランに所属するフランス代表DFテオ・エルナンデスに白羽の矢。その代替案としてジローナのスペイン人DFミゲル・グティエレスなどに関心を示しているとされている。