バルセロナ（スペイン1部）が、ヘタフェ（同1部）に所属する元イングランド代表メイソン・グリーンウッド（22）の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。
マンチェスター・ユナイテッド下部組織出身のグリーンウッドは2019年3月にトップチームデビューを果たすと、その翌年にはプレミアリーグ2桁ゴールを達成。だが、2022年1月に当時交際していた恋人への暴行などで逮捕されると、2022年に入り起訴が取り下げられていた。
そんなグリーンウッドだが、ユナイテッドでのキャリアを再開させることが困難であることから今季はヘタフェにレンタル移籍。その新天地では卓越したボールコントロールを武器にここまでのラ・リーガ23試合で6ゴール5アシストの数字を残している。
この活躍を受けて複数クラブが関心を示しているなかで、とりわけバルセロナが注目しているという。安価で獲得できる可能性があることから興味深いオプションだと考えており、現有戦力の攻撃的選手を売却して、ゴールへの嗅覚や多様性などを評価するイングランド人アタッカーのスペースを確保したいと考えているようだ。
なお、グリーンウッドは保有権を持つユナイテッドとの現行契約は2025年夏まで。ユナイテッド復帰の可能性が低いことから、市場価値が700万ユーロ（約11億3000万円）まで下落している同選手は新たな移籍先を模索しなければいけないようだ。
