鹿児島旅行のランチ&ティータイムに、巨大な竹ルーバーの建築美や地産地消の蒸し料理が楽しめる、「旬蒸terrace(しゅんしゅんテラス)」に立ち寄ってみてはいかがだろう。
今年2月にオープンしたばかりの同テラスでは、実に400本もの鹿児島産の竹を使用したルーバー建具を採用。
そこから洩れる光と影のコントラストや、真空管アンプから流れる音を楽しみながら、鹿児島の“隠れた逸品”として知られる蒸し料理に舌鼓を打つことができる。
さつま職人の技が光るスタイリッシュンなテラス
南九州・知覧町の広大な田畑のなか、竹のランドマークとして、スタイリッシュな存在感を放つ同テラス。
巨大な竹ルーバーに奢られた亜鉛メッキ製のロゴマークは、「旬」と「蒸」という文字で、鹿児島の力強さを表現した筆タッチによって鮮やかに描き出されている。
入口をくぐると、希少な真空管アンプから流れる“最高級の音”が耳にすっと馴染み、奥行きと温かみのある空間がやさしく出迎えてくれる。
広々とした軒下空間では、地域との交流を生むマーケットや軽トラ市といったイベントも開催されるという。
ちなみに真空管アンプは、真空管を製造している日本唯一のメーカー、高槻電器工業の手によるものだ。
立ち込める湯気が食欲をそそる「蒸し御膳」
ランチメニューの目玉は、かごしま黒豚や旬の野菜をセイロで蒸し上げた「蒸し御膳」だ。蒸籠のフタを開けると、立ち込める湯気とともに、目にも美しい蒸し料理が現れる。
メニューには、イチオシとなる「旬の野菜と黒豚の蒸し御膳」のほか、黒毛和牛・かごしま黒豚・若鷄を贅沢に楽しめる「旬の野菜と肉づくしの蒸し御膳」や、ヘルシー派に向けた「旬の野菜と自家製豆富の蒸し御膳」などが用意されている。
カフェタイムには、「旬蒸ぷりん」や「旬蒸知覧茶ぜりぃ」、「紅はるかのチーズケーキ」といった甘味を楽しんでみたい。
その他、テイクアウトメニューの「旬蒸黒豚まん」や「旬蒸たまご」も見逃せない。彼女との鹿児島旅行&ドライブルートに、「旬蒸terrace」を組み込んでみるのも悪くないだろう。
旬蒸terrace
所在地:鹿児島県南九州市知覧町郡17375-1
アクセス:南薩縦貫道「南九州知覧IC」より約2分、鹿児島市内から約45分
営業時間:10:00~17:00
(zlatan)