現代人にとって車は単なる移動手段ではなく、くつろぎ、レジャー、そして団らんのための特別な空間だ。
電子部品、カーエレクトロニクス関連製品のアルパイン社から、後席モニター「リアビジョン」の新製品が発表された。
高性能ステレオスピーカーを搭載した「クリアサウンド リアビジョン」2モデルが新登場。5月より全国のアルパイン製品取扱店にて販売を開始する。
サウンドにこだわった「クリアサウンド リアビジョン」
「よく聞こえると、もっと楽しい」を掲げ、高性能ステレオスピーカーを搭載した新モデル。天井のリアビジョンから降りそそぐ高品質な音声・サウンドで、後席が独立したエンターテインメント空間になるという。
これまでアルパインは、ミニバンにおける天井取付け型モニターの市場を開拓してきた。
10型から始まった画面サイズは12.8型まで大型化を実現してきたが、後席ではリアスピーカーの音が聞こえにくいことが課題だったという。
車両の構造上、スピーカーはドア下部に設置されているため下方に音がこもり、映画などの台詞の聞き取りに苦労するという声が上がっていた。
新製品の「クリアサウンド リアビジョン」は、モニター本体に5cmの高性能スピーカーを2個搭載。
ハイエース専用OPTMサウンドシステムにも採用しているスピーカーから、クリアな音声やサウンドを出力することで、後席でもエンターテインメントコンテンツがはっきりと聞こえる。
また「クリアサウンド リアビジョン」は後席だけで独立のコンテンツ再生が可能。
同時発売の外部HDMI接続ボックス「KCU-610RV-VOD」を使用すれば、ストリーミングデバイスやスマートフォンをダイレクトに接続できる。
映像の音声やサウンドは「クリアサウンド リアビジョン」のスピーカーからのみ出力され、後席だけの独立したエンターテインメント空間を生み出せる。
「クリアサウンド リアビジョン」はHDMI-CEC機能にも対応し、HDMIデバイスの専用リモコンを持ち込むことなく、付属のリモコンで快適に操作できる。
車のサイズに合わせ、12.8型と10.1型の2モデルをラインアップ。12.8型の「RXH12Z-LBS-B」にはブルーのLEDイルミを装備するなど、車室内のグレードアップにも寄与する。
せっかくリアモニターがあっても、音がくぐもる、聞こえにくい、臨場感がないといった悩みを抱えていたなら必見だ。
クリアサウンド リアビジョン12.8型「RXH12Z-LBS-B」
発売月:5月
クリアサウンド リアビジョン10.1型「RSH10Z-LBS-B」
発売月:5月
(SAYA)
※装着には別売の車種専用取付けキットが必要
※ナビゲーションのスピーカーの音声と、リアビジョン搭載スピーカーの音声がずれるため、ナビゲーションの後席スピーカーの音量を「0」にして、リアビジョン搭載スピーカーの音声出力を推奨