コロナ禍を経て、乗車率が下がったというニュースもありましたが、朝・晩の電車混雑が厳しいものであることは変わらず、通勤が「しんどい」と感じている人は多いかもしれません。

JR東日本では、平日朝の通勤時間帯の混雑緩和を目的とした、通常の通勤定期券より約10％割安な「オフピーク定期券」を、2023年3月18日（土）から開始しています。ピークの時間帯を避けて通勤することで割引が受けられるサービスです。

オフピーク定期券とは？

「オフピーク定期券」は、平日朝の通勤時間帯にあわせて「時差通勤」をうながせるよう線区や駅ごと、時間ごとの利用状況を踏まえて定期券が利用できない時間帯を設定しているといいます。



ピークの時間帯内かどうかは、改札入場時に判定され、自動改札機に表示されるという仕組みです（各駅の設定時間帯はこちらで確認できます）。

ピークタイムに利用する場合は、IC普通運賃が必要になります。ただ、月に2～3回であれば、ピークの時間帯を利用しても、通常の定期券より割安となるそうです。

今よりさらにおトクに!?

発売開始から1年が経過し、「オフピーク定期券」のさらなる普及に向けたキャンペーンが実施されます。2024年3月25日（月）以降から「オフピーク定期券」を購入すると、その金額に対して5％のJRE POINTを還元。

また、モバイルSuicaでの支払いならば、JRE POINTがさらに2％還元。さらにビューカードを利用すると、最大4％還元がプラスされます。

ポイントを受け取るためには、JRE POINTに、対象となるSuicaの登録とエントリーが必要です。定期券の有効開始月の末日までに完了が必要とのこと。

そして、2024年10月には、ポイントでの還元ではなく「オフピーク定期券」の値下げを予定していることも好評されました。



ルミネやアトレなどのJR東系列の商業施設や、駅構内のNEWDAYSをはじめとしてショッピングなどでも「オフピーク定期券」利用者への特典が用意されているようです。

＜参照＞

「オフピーク定期券」が今よりさらにおトクに！～JR東日本は新しい通勤スタイルを積極的に応援していきます～

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よくわかるオフピーク定期券