2月26日（月）ジュネーブモーターショーにおいて、ワールド・カー・アワード2024のファイナリストが発表された。そこでは多数の競合を抑え、中国電気自動車（EV）最大手のBYDの車両であるBYD SEALとBYD DOLPHINがそれぞれ「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」と「ワールドアーバンカー」カテゴリーでトップ3入りを果たした。
「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」カテゴリーにノミネートされた初の中国自動車メーカーとしての快挙を達成したことになる。
BYDの革新が世界を席巻！
「ワールド・カー・アワード」は、「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」「北米カー・オブ・ザ・イヤー」と並び、世界トップ3の自動車賞の1つとして注目を集め、国際モデルに重点を置くことで高く評価されている賞である。「自動車界のオスカー」とも呼ばれ、世界の自動車業界の中でも注目を集めるイベントとなっている。
BYD SEAL、BYD DOLPHINは、革新的なデザイン、最先端技術、強固な安全機能で注目を集め、29カ国の100名を超える自動車メディア専門家から高い評価を受けた。両モデルは、2023年にEuro NCAPとANCAPのテストで最高評価の5つ星を獲得。さらにBYD SEALは「2024年ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」の最終候補にも選出されている。
世界をリードするBYDのEV車
BYDは新エネルギー車のパイオニアとして、2023年に新エネルギー車販売で300万台を超える売上を記録し、2年連続で世界販売台数トップの座を維持。これにより、世界の自動車ブランドトップ10に名を連ねる中国の自動車メーカーとしての地位を確立している。
BYDの新エネルギー車は現在、6大陸70以上の国と地域、400以上の都市で展開しており、2023年にはタイ、シンガポール、コロンビア、ブラジルなど多くの国際市場で新エネルギー車業界をリードしている。
ワールド・カー・アワードのミッションである「自動車分野での継続的なイノベーションを促進する」という理念に沿い、BYDは技術革新を通じて包括的なゼロエミッションソリューションの構築に注力。持続可能な発展を促進することで、新エネルギー車業界の成長を牽引し続けている。
世界トップの自動車賞にノミネートされたBYDの革新的なEV車、そして持続可能な未来を築く使命に向けた取り組みは、世界をリードする自動車メーカーとして中国自動車メーカーの力強い存在感を示している。選択肢として考えてみても良いのではないだろうか。
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（akihiro takeji）
