アラン・バレラ 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG /フランス1部)が、ポルト(ポルトガル1部)に所属するアルゼンチン人MFアラン・バレラ(22)の獲得に興味を持っているようだ。フランス『フット・メルカート』が伝えた。

 ボカ・ジュニアーズ下部組織出身のバレラは2020年にトップチーム昇格を果たすと、昨夏にポルトと5年契約を締結。卓越したボールコントロールと高いボール奪取を武器に今季はここまで公式戦30試合に出場して2ゴール2アシストを記録している。

 そのプレースタイルから”ネクスト・ハビエル・マスチェラーノ”とも評価されているバレラに対して、PSGだけでなく日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)、ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)の3クラブが目を光らせているという。

 しかし、ポルトと2028年夏まで契約を結んでいるアルゼンチンMFには7000万ユーロ(約112億7000万円)のリリース解除金が設定されているとのこと。ポルトは同選手を放出する場合には契約解除金を要求するようだ。

 なお、PSGは今夏にエースであるフランス代表FWキリアン・ムバッペの退団が決定的となっている。そのため、フランス王者は同選手に充てる予定だった巨額なボーナス金でチーム強化に動くと見られており、その後釜を埋めるだけでなく、中盤の強化に動く可能性も取り沙汰されている。