柏レイソル下部組織出身の元日本代表DF中谷進之介は、2023シーズン終了後に名古屋グランパスからガンバ大阪へ完全移籍。新天地で早くもレギュラーに定着している中、G大阪OBである加地亮氏との対談で、名古屋時代の怪我を振り返っている。
柏時代に日本代表DF中山雄太(現ハダースフィールド・タウンFC)やGK中村航輔(現ポルティモネンセ)らとともにプレーしていた中谷。2018年6月に柏から名古屋へ完全移籍した後も、5年以上にわたりリーグ戦ほぼ全試合でプレー。2023シーズン終了後にポーランド移籍の可能性が報じられたが、昨年12月にG大阪へ完全移籍により加入している。
G大阪公式YouTubeチャンネルで今月5日に公開された「CAZI散歩 第百九十四話」では、「中谷進之介のウワサ話検証!」と題した企画を実施。加地氏が同選手にまつわるエピソードを聞き出している。
その中で「怪我に強い」という噂に話題が及ぶと、中谷は「(名古屋の)5年半で98%くらい試合に出ている。(残りの2%について)累積による出場停止は1回だけ、あとはコロナ。あとは普通に1回ターンオーバーで外されたとか」と回顧。公式YouTubeチャンネルでは、名古屋在籍5シーズンでリーグ戦・カップ戦含めて208試合に出場と紹介されている。
また同選手は加地氏から「怪我となかった?」と訊かれると、「たまに鎖骨骨折とかしたけど、テープで固めて試合に出ていた。腕上がらないけど『プレーできます』と言っていた。試合前に注射を打って」と怪我を押してプレーしていたことを明かす。
これには加地氏が「俺なら絶対すぐやめるけどな」と驚きを隠せず。すると中谷は「僕、筋肉の出力出ないんですよ。瞬発系がなくて。だからパチーンみたいなのが無い」とほとんど筋肉系トラブルに見舞われない理由を告白。加地氏が「瞬発系が無いと言っているわけではなく、予測して判断が良いということ。次の展開を読めるから、ポジショニングが良い」と同選手の能力を絶賛。「頭が良くて鉄壁の守備をしてくれる選手が来てくれた」とハードルを上げた。