ジョルジーニョ 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)が、アーセナル(イングランド1部)に所属するイタリア代表MFMFジョルジーニョ(32)の獲得に興味も持っているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 正確なパスと戦術理解度の高さを武器に2023年1月にチェルシーから同じ都市のライバルクラブであるアーセナルへ完全移籍したジョルジーニョ。主力ではないながらも、ここまで公式戦26試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。

 そんなジョルジーニョに対して、財政難を抱えているバルセロナが目を光らせている模様。バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は今夏に少なくとも1人のスター選手と契約を結び、残りはフリー補強でのチーム強化を画策しているという。

 そのため、スポーツディレクターを務めるデコ氏は過度な費用をかけずにチーム強化をするためのアイデアを見つけようとしているとのこと。昨夏にドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンやスペイン代表MFイニゴ・マルテイネスを昨夏にフリーで獲得したものの、今夏もハンディキャップを抱えていることから、このオペレーションを再び実現することが難しいとデコ氏も理解しているようだ。

 なお、バルセロナはスペイン代表MFガビが昨年11月下旬に右ヒザの大怪我で長期離脱。その代役としてジョルジーニョにも関心を示していたようだ。デコ氏はイタリア代表MFを完全に理解しており、アーセナルと契約満了を迎える今夏に契約できるチャンスがあることを喜んでいるようだ。