オメガは、サザビーズのオンラインオークションに出品した“ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド スーツケース”の落札金額を発表。11個のスーツケースの合計“53万4670スイスフラン(約9137万円)”は、オメガの長期的なパートナーでもある“オービス インターナショナル”へ全額が寄付される。

【“オメガ × スウォッチ”特別セット】サザビーズのオークション落札金額が確定!
国際NGO“オービス“は、団体のプログラムや”空飛ぶ眼科病院”での活動を通じて、何百万人もの人に眼科医療を提供 【画像:“ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド スーツケース”の画像を見る】(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

2月12日~24日にかけて開催されたオークションに出品されたのは、オメガとスウォッチによる腕時計“ミッション トゥ ムーンシャインゴールド”ウォッチ”11本がセットで収められた11個のスーツケース。チューリッヒ、東京、バンコク、シンガポール、香港、北京、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、シドニーの11都市に合わせ、それぞれの空港コード(東京は HND)が刻印されたユニークなコインも添えられる(ケース側面にも空港コードが刻印される特別なデザイン)特別な仕様となっている。“ミッション トゥ ムーンシャインゴールド”モデルは、原型となったバイオセラミック製ムーンスウォッチに輝きという名の付加価値を加えたモデルで、どのモデルもオメガが自社開発した独自の合金18K“ムーンシャインゴールド”で秒針をコーティング。繊細な美しさと優れた耐食性を持つイエローゴールドの針には、特別なディテールが施されているのも特徴だ。

この11本の時計がひとつのセットとして提供されたのも初めてであり、さらにムーンスウォッチ専用スーツケースが入手できる初の機会となった。オークションでは、11個のスーツケースが合計“53万4670スイスフラン(約9137万円)”で落札され、収益金の全額が、回避可能な失明や視力低下を撲滅するために全世界で活動を続ける団体“オービス インターナショナル”に寄付された。

2011年よりオービスを支援するオメガの社長兼CEO“レイナルド・アッシェリマン”は、「今回のユニークなオークションは世界中のムーンスウォッチファンの心を捉えました。この収益をオービスに寄付できることに非常に感激しています。私たちはオービスが推進する眼科治療ミッションが素晴らしいことであると心から信じており、彼らのために募金を集めることができただけでなく、彼らの知名度がこの活動を通じてさらに高まったことを大変嬉しく思っています。」とコメント。

今回のオークションの成功は、オービスが掲げる“眼科医療を誰にでも手の届くものにする”という使命をさらに推進する原動力となりそうだ。

【オービス インターナショナルとは】
オービス インターナショナルはニューヨークを拠点とする眼科医療の国際NGO。オービスはこれまで、そのプログラムや“空飛ぶ眼科病院(フライング・アイ・ホスピタル:世界で唯一、航空機(MD-10)に搭載された認定眼科病院。機内には手術室、研修室、手術前後のためのケアルーム、VRを始めとした最新のシミュレーショントレーニング技術を搭載しており、眼科医療の養成を必要とする地域にトップレベルの研修を提供できる)”の活動を通じて、何百万人もの患者に治療を行ってきた。また、世界で最も眼科医療が必要とされている 地域で、その専門家を育成する活動も行っている。オメガは2011年からオービスインターナショナルと同組織が運営する“空飛ぶ眼科病院(フライング・アイ・ホスピタル)”ををサポートしており、今回のオークションはオメガの継続的な支援活動の一環と言える。

【問い合わせ先】
オメガ
TEL.0570-000087

文◎Watch LIFE NEWS編集部