一期一会の旅行者から仕事に向かうビジネスパーソンまで、昼夜を問わず人でにぎわう東京駅に、本格クラフトビールを楽しめるバーがあるのをご存じだろうか。
JR東京駅構内に位置するノスタルジックバー&カフェ「Depot(デポ)」は3月中の毎週水曜日、東京のブリュワリーとのコラボイベント第2弾「TOKYO CRAFT BEER VOL.2」を実施している。
注ぎ方にこだわった「TOKYO CRAFT BEER」
「TOKYO CRAFT BEER VOL.2」は、日本で最も多くビアマイスターの資格を持つ林慧氏が「注ぎ手」となり、東京で造られたクラフトビールを楽しむ企画だ。
会場となるのは東京駅の改札外施設、グランスタ東京内に店を構えるノスタルジックバー&カフェ「Depot」。その魅力はレトロなビールサーバー「スイングカラン」と「氷冷式ビールサーバー」で注がれた生ビールだ。
毎週水曜日には林慧氏がビールの「注ぎ方」にこだわり、違いを体験できるイベント「HAYASHI Beer Day」を開催する。
元アパレル店員の林氏は、たまたま立ち寄った店で感銘を受けたことをきっかけに、ビールの注ぎ方に興味を持つ。
10店舗以上のビールの名店で技術を磨いた後、全ビールメーカーでビアマイスター資格を取得。これは業界でもまれなことだという。
今年2月には「TOKYO CRAFT BEER VOL.1」として、新橋にある「國澤麦酒-KUNISAWA BREWING-」のビールを提供して好評を得た。
今回の第2弾コラボイベントでは、銀座8丁目にある「Brewin’bar & Nature銀座醸造所」のクラフトビールを数量限定で提供。
「Brewin’bar & Nature銀座醸造所」は、1985年創業の創業以来、銀座の社交場としての地位を確立していた「MONDO BAR(モンドバー)」をリニューアルして生まれたブリューパブだ。
銀座初の小規模なブルワリーを併設したレストランで、レストランでサーブするスタッフは基本的にビール醸造を行っているブルワー。「銀座の水で」「銀座でしか味わえない」クラフトビールを生み出し、国内外コンテストでの受賞歴を持つ。
イベントでは異なる銘柄のビールを、特徴に合わせた注ぎ方で楽しめる。提供のビールは数量限定で、なくなり次第終了となる。
東京駅で飲む東京生まれのクラフトビール。注ぎ方による風味や舌触りの違いにも注目したい。
HAYASHI Beer Day「TOKYO CRAFT BEER VOL.2」
日程:3月の毎週水曜日(3月6日、13日、20日、27日の計4回)
場所:Depot(デポ)
所在地:東京都千代田区丸の内一丁目9番1号 JR東日本 東京駅構内 地下1階 グランスタ東京改札外
営業時間:7:00~23:00
(SAYA)