普段からよく料理をする人にとって、ミキサーは非常に便利なアイテムです。ミキサーがあればジュースやスムージーなども作れるだけでなく、食材の下ごしらえがあっという間にできます。

この記事では、ミキサーの選び方についてわかりやすく解説。ミキサーと似た調理器具である、フードプロセッサーやブレンダー、ジューサーとの違いのほか、おすすめのミキサーも紹介します。お気に入りのミキサーを買って、料理の幅を広げましょう!
ミキサーとは?

ミキサーとは、野菜や果物など固形の食材を容器内の食材を粉砕し、ペースト状にしたり、粉末状にしたりする調理器具です。食材を入れる容器の下部に刃が付いており、刃が回転することで食材を細かく砕いていきます。
主に固形の食材を粉砕する目的で使われるため、食材を投入する際は水や牛乳などの液体が必要です。その分、とてもなめらかな状態に仕上がり、スープやジュースなどを作るのに向いています。
ミキサーは、混ぜることにもすぐれたアイテムです。食材を混ぜる用途に使えるほか、製品によっては強力なパワーを備えていて氷を砕くことができるものもあります。
次に、ミキサーに似た調理器具である、フードプロセッサー・ブレンダー・ジューサーについて解説しましょう。
■フードプロセッサー
フードプロセッサーは、肉や野菜などの食材をみじん切りや粗めにカットしたいときに役立つ調理器具です。付属品の刃やモードを変えることで、切り方を変えられます。スライスのほか、おろしたりこねたりなどにも対応。たまねぎのみじん切りやハンバーグのタネづくり、ミンチを作る際にも役立ちます。
フードプロセッサーは基本的に固体を切り刻むための器具のため、スムージーやジュースづくりには向きません。また、氷など硬いものに対応していない製品も多くあります。
■ブレンダー
日本でブレンダーと呼ばれている製品は、スティックの先に回転刃が備わった小型サイズのハンドブレンダーを指します。先端のアタッチメントを付け替えることで、食材をつぶしたり混ぜたり、泡立てたりすることが可能です。
アメリカでは、ミキサーのことをブレンダーと呼びます。
■ジューサー
ジューサーとは、果物や野菜などをもとにジュースを作る調理器具のことです。果物や野菜をすりおろして液体と繊維質に分離させ、汁のみをジュースとして搾り出します。ミキサーやブレンダーでも作れるスムージーとは違い、滑らかな舌触りのジュースを作ることが可能です。
ジューサーには、高速ジューサーとスロージューサーがあります。高速回転で細かくしてからしぼる高速ジューサーは、繊維質が多い食材にも対応可能です。一方のスロージューサーは、低速回転ですりつぶしたあとにしぼるため、酵素が壊れにくいとされます。