バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、バイエル・レバークーゼン(同1部)に所属するオランダ代表DFジェレミー・フリンポン(22)の獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。
マンチェスター・シティ下部組織出身のフリンポンはセルティックでのプレーを経て、2021年1月にレバークーゼンへ移籍。ドリブル突破を生かした攻撃参加が魅力的な右サイドバックで、今季はここまで公式戦30試合に出場して10ゴール10アシストを記録している。
ウイングバックながら2桁ゴール2桁アシストを達成しているフリンポンに対して、バイエルンが目を光らせている模様。同選手の移籍金は4000万ユーロ(約65億1000万円)から4500万ユーロ(約73億2000万円)が必要になる見込みだという。
首位のレバークーゼンと10ポイント差で追っていることからブンデスリーガ12連覇に黄信号が灯っているバイエルンは今季限りでトーマス・トゥヘル監督の退任がすでに決定済み。その後任として、リバプール(イングランド1部)なども関心を示すレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督の招へいを目指しているとみられている。
そのなかで、アロンソ氏のように3バックを好む指揮官が新たな監督になった場合はフリンポンが最も好まれる選択肢だという。なお、オランダ代表DFにはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)など複数クラブかっらの関心も浮上している。