テオ・エルナンデス 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、ミラン(イタリア1部)に所属するフランス代表DFテオ・エルナンデス(26)の獲得に興味を持っているようだ。

 今季もここまで公式戦28試合に出場して1ゴール3アシストを記録しているカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスの去就が不透明となっているバイエルン。来夏に契約満了を迎えるものの、延長交渉が難航しているカナダ代表DFはすでにレアル・マドリード(スペイン1部)と個人合意に至ったとされている。

 そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンはその後釜候補のトップの1人にテオをリストアップしている模様。すでに獲得に向けてミランにコンタクトを取っているようだ。

 そして、バイエルンはフランス代表DFをアドオン含めて6000万ユーロ(約97億9000万円)から7000万ユーロ(約114億2000万円)の移籍金で獲得できると予想しているようだ。また、バイエルンは同選手が今夏に新たな挑戦として移籍を選択する余地があると信じているようだ。

 2017年夏にアトレティコ・マドリードから加入したレアル・マドリードで出場機会に恵まれなかったテオは、2019年夏にミランへ完全移籍。高い攻撃センスを遺憾なく発揮してクラブのスクデット獲得に貢献すると、今季もここまでセリエA24試合に出場して4ゴール3アシストを記録している。