長野県安曇野市の穂高温泉郷に位置するリゾートホテル「休暇村リトリート安曇野ホテル」では、誕生から20年を迎える信州サーモンの中でも、酒粕で育った「信州酔いどれサーモン」を4月1日(月)より、安曇野里山会席や一品料理で提供する。
北アルプスの麓に広がる穂高温泉郷の隠れ家のような同ホテルで、信州が生み出したブランドサーモンを味わってみては。
程よい脂と締まった身が特徴の信州酔いどれサーモン
大町市の北安醸造の地酒を作る過程で出る酒粕をサーモンの餌として活用。清らかな雪解け水と酒粕で育った信州酔いどれサーモンは程よい脂と締まった身が特徴。
ニジマスとブラウントラウトをかけあわせた信州サーモン
ニジマスの生産が主流だった長野県で、地域独自の魚を開発したいという想いから誕生した、ニジマスと病気に強いブラウントラウトをかけあわせたマス類の新しい養殖品種が「信州サーモン」だ。
ニジマスは、食の変化に伴い日本人の食卓に上る機会が減少する中、刺身や寿司といった生食の需要は増加している。
生食に適した地域独自の魚で観光客をもてなしたいという声がホテルや旅館から多く寄せられ、県では新しい品種の開発に着手した。
長野県水産試験場が平成6年から約10年かけて開発に成功し、養殖しやすく病気にかかりにくく生食でおいしい「信州サーモン」が誕生した。
ニジマスもブラウントラウトもサケ科の魚で、海を泳ぐサケのような身の紅さをもつことから、“信州サーモン”と名付けられた。
安曇野市にある国営アルプスあづみの公園内には、里山をイメージした巨大な水槽があり、間近で信州サーモンの実物を見ることができる。
地酒の酒粕を餌に育てた信州サーモン
白馬村の清らかな北アルプスの湧水と、安曇野産のお米の酒粕を餌に育てられた信州サーモンが「信州酔いどれサーモン」だ。
その肉質は、肉厚でニジマスに比べ肉のきめが細かく、銀色の美しい体色をしている。
信州の「おいしい」を一度に味わえるプラン
休暇村リトリート安曇野ホテルで用意する信州サーモンは全て「信州酔いどれサーモン」を使用している。
「安曇野里山会席プラン」では、夕食「安曇野里山会席」ではヴァプール(蒸し料理)、お膳の朝食では、昆布〆で提供する。
また、一品料理では、カルパッチョをはじめ、スタッフの投票により選ばれたハラス焼きと朴葉味噌焼きを用意している。
信州酔いどれサーモンのほか、信州の食材にこだわり、安曇野産のわさびをはじめ安曇野野菜や信州プレミアム牛、信州ジビエなど、信州の「おいしい」を一度に味わえる。
同プランの提供期間は4月1日(月)から6月30日(日)までだ。
温泉露天風呂に浸りながら星空を眺める贅沢と、信州酔いどれサーモンを味わいに出かけよう。
休暇村リトリート安曇野ホテル
所在地:長野県安曇野市穂高有明7682-4
(MOCA.O)