1年366日、1日ごとに別デザインで用意された‟運命のノート”を手に取って、心を整えてみてはいかがだろう。

手製ノートの専門店「lleno(リエノ)」が、大阪・都島のギャラリー「本と魔法」に移転。来たる3月10日(日)には、創業者である神田樹希さんによる、ノートに託す‟つなぐ想い”についてのトークイベントが開催される。

美しさと温かさに満ちあふれた手製ノート

これまで京都で展開していたリエノは、世界的にも珍しいノートの専門店。

表紙を作り、花布やスピンをつけ、本文を貼る……。1冊1冊、手作業で作られるノートは、機械的に作られるノートとは一線を画す、美しさと温かさに満ちあふれている。

サイズは基本的に2種類で、存在感のあるゴールドサイズ(GR)と、ハガキ大の持ち運びしやすいシルバーサイズ(SR)を用意。

前者はモナリザの顔やミロのヴィーナスなどと同じ黄金比率=1:1.62、後者は五重塔や銀閣寺などで見られる白銀比率の大和比=1:1.41で作られている。

もちろん、紙質へのこだわりも強く、それぞれのデザインに対して最良のパートナーとなる紙を厳選しているという。

人生を豊かにするギャラリー「本と魔法」

移転先となる「本と魔法」は、‟魔法”の知識が広がるギャラリー。ここでいう魔法とは、先人たちの専門知識やスキル、アイデアのことで、人生をより豊かにする本や読書の魅力を伝えている。

ギャラリー内の仕立てもユニークで、アラジンが出てきそうな「アラベスクの木陰」や、ハリーポッターの世界を再現したような「フクロウの小部屋」などを用意。

また、アロマや万華鏡、ティー&ハーブなど、各分野の専門家(魔法使い)による講座やレッスンも開催されている。

ペーパーレス化が進む現代ではあるものの、想いや考えを未来へつなぐ、‟運命のノート”を育てていくのも悪くないだろう。

本と魔法
所在地:大阪市都島区善源寺町2-8-26
アクセス:大阪メトロ・谷町線「都島駅」から徒歩6分

(zlatan)