スイス高級時計ブランド“LOUIS MOINET(ルイ・モネ)”は、2024年秋に発売予定のユニークピース“アストロネフ テクノ”を発表した。
ルイ・モネが掲げる四つのバリュー、“独自性”“創造性”“アート&デザイン”“希少性”を象徴するニューモデル“アストロネフ テクノ”は、伝統的な時計製造の技術と現代のマイクロエレクトロニクスを融合し、機能とビジュアルの両面を堪能することができるユニークピースだ。
半導体の基板に使用されるシリコンウエハーを使用した文字盤は、表面の微細構造により光が反射・干渉し合い、角度に応じて様々な色彩を表現。さらに、二つのフライングトゥールビヨンが文字盤中央のコントロールタワーを軸にして異なるスピードで逆周りに周回する、とてもユニークな仕様となっている。
躍動するダブルサテライトトゥールビヨンは、上側が時計回りに5分で1回転、下側は反時計回りに10分で1回転し、3分20秒ごとにすれ違う動きを見せる。さらに、雪の結晶のような幾何学的なフォルムのキャリッジ自身も60秒で1回転する複雑でダイナミックな運動は、ドーム状に成型されたサファイアクリスタル風防によって様々な角度から観賞可能だ。
ムーヴメントには、471のパーツから成る超複雑なキャリバー“LM105”を搭載し、高低差をつけてセットされた2つのフライングトゥールビヨンにエネルギーを供給。二つの香箱により約48時間のパワーリザーブをもたらしている。
ラグはスタイリッシュなオープンワーク仕様で、インナーベゼルはドーム型風防の上部に設置。ケースバックに、巻き上げと時刻調整の機能を切り替えることができるファンクションセレクターを備え、リューズを引き出すことなく操作が可能となっている。
発売時期は2024年秋に発売が予定されているこのユニークピース、価格はまだ未定だ。
【問い合わせ先】
ジーエムインターナショナル
TEL.03-5828-9080
文◎Watch LIFE NEWS編集部
提供元・Watch LIFE NEWS
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