多くの人は、パワハラの被害に遭っても泣き寝入り
パワハラを受けたときの対処については、576人が「何もしなかった」と回答。パワハラの被害に遭っても、泣き寝入りをしている人が多いようです。
対応した人のうち、「社内の先輩や同僚に相談した」との回答が最も多い結果に。「社内の担当部署に相談した」「公的な機関に相談した」「弁護士に相談した」など、第三者へ相談している人が多いことわかりました。
「パワハラ加害者に自ら抗議した」との回答も169人から寄せられています。
対処した人に、その後パワハラ問題はどうなったかを質問。
「解決した」との回答は19.4%にとどまり、「変わらなかった(今も我慢している)」との回答が最多の32.8%でした。
「被害者側が退職した」「加害者側が退職した」「被害者側が異動になった」「加害者側が異動になった」などの人事的措置が全体の43.6%を占めています。
「パワハラがひどくなった」との回答も3.8%あり、パワハラの解決は難しいことがわかります。
調査概要
調査対象:18〜69歳の3,000人
調査方法:Freeasyを用いたインターネットリサーチ
調査日:2月8日(木)
出典:ベンナビ労働問題
<参照>
約6割の社会人がパワハラに遭遇!18歳~69歳の3,000人を対象に「パワハラ」の実態を調査
政府広報オンライン:NOパワハラ なくそう、職場のパワーハラスメント