日経BPは、3月13日(水)に『ザ・ビートルズ アルバム・バイブル新版 オリジナルアルバム全14作品完全ガイド』。さらに、6月に『ザ・ビートルズ 全曲バイブル新版 公式録音全213曲完全ガイド』を発行する。
両書は、ビートルズファンはもとより、これからビートルズに触れようとする人にとっても魅力的な内容となるだろう。
世界デビュー60周年記念版として登場する2つの書籍
ビートルズのサウンド研究における一つの到達点と称され、2009年に発売した『ザ・ビートルズ 全曲バイブル』が、15年ぶりに全面刷新のうえ、新たな研究成果を踏まえて『ザ・ビートルズ 全曲バイブル新版 公式録音全213曲完全ガイド』として、6月に発売される。
また、それに先立ち、3月13日(水)には、2011年に発売した『ザ・ビートルズ アルバム・バイブル』も13年ぶりに刷新。『ザ・ビートルズ アルバム・バイブル新版 オリジナルアルバム全14作品完全ガイド』として発売される。
発売当時、両書ともそのユニークな視点が大きな反響を呼んだ。とりわけ『ザ・ビートルズ 全曲バイブル』は、世界でも唯一の「パソコン解析」を駆使してビートルズの音源を検証した手法が話題となり、Amazonの一般書籍部門で最高2位を記録するなど、音楽書としては異例のヒットを記録した。
近年もビートルズの話題は尽きない。昨年11月2日(木)には、最後の新曲「ナウ・アンド・ゼン」が発売され、世界を騒然とさせた。また、入門盤として根強い人気を継続してきた『ザ・ビートルズ 1962年~1966年(赤盤)』『ザ・ビートルズ 1967年~1970年(青盤)』が収録曲を追加し、現代的なサウンドに生まれ変わって発売され、話題を集めている。
そんな中で迎えた今年は、ビートルズが世界的ヒットを記録してから60年という節目の年。そこで「世界デビュー60周年記念保存版」として両書が登場したのだ。
ビートルズ研究の進展に伴って判明した新事実などを検証
『ザ・ビートルズ アルバム・バイブル新版 オリジナルアルバム全14作品完全ガイド』では、新リミックス盤「赤盤」「青盤」も検証する。
旧版刊行後に新たにリミックスされ、アウトテイク音源なども多数収録したデラックス・エディションを含め、ビートルズ研究の進展に伴って判明した新事実などを検証。旧版のほぼ全ての情報を13年ぶりに更新する。
新たに解明されたビートルズサウンドの事実をたっぷり紹介
『ザ・ビートルズ 全曲バイブル新版 公式録音全213曲完全ガイド』では、公式録音全213曲を、事実に基づく楽曲解説・パソコン解析をベースにしたサウンド解説・サウンドから見たビートルズ史の3つの視点を軸として解説。
旧版刊行後に発表された中期後期のリマスター音源や、アウトテイク収録のデラックス盤から新リミックス盤「赤盤」「青盤」までを考察対象に加え、新たに解明された事実をたっぷりと紹介する。
両書とも、ビートルズを聴き始めたばかりの人には優しく、永く聴き続けている旧来のファン・マニアには、新事実を多数提供する。ビートルズサウンドの魅力に改めて触れることで、多くの人に新たなる感動を得られる書籍となるだろう。
ザ・ビートルズ アルバム・バイブル新版 オリジナルアルバム全14作品完全ガイド
発売⽇:3⽉13⽇(水)
定価:2,500円(税別)
仕様:A4判・並製・192ページ
ザ・ビートルズ 全曲バイブル新版 公式録音全213曲完全ガイド
発売⽇:6⽉予定
仕様:A4判・並製・約380ページ
(高野晃彰)